日本気象予報士会の皆様
山本@北関東支部です。
北関東支部では、支部独自の出前講座として、
下記の通り「阿見町での気象防災出前講座」を
実施しましたのでご報告致します。
記
・日時:2024年6月8日(土) 10:00~12:15
・場所:阿見町立中央公民館(茨城県稲敷郡阿見町若栗)
・対象:阿見町町民(参加者 27名)
・講座名:令和6年度第1回 阿見町男女共同参画センター講座
「阿見町の気象の特徴を知り、災害に備えよう!」
~ 気象予報士による「やさしい気象情報と防災」の話 ~
・メイン講師:山本朝男
・サブ・控え講師:佐藤敦子
・内容:
レクチャー(45分)
①自然災害について
②風水害(大雨、台風)発生のしくみ
③阿見町の気象と自然災害
④防災(身を守るための知識と心構え)
個人ワーク(55分)
気象庁ワークショップ「経験したことのない大雨その時どうする?」
(短縮版;発表なし、隣席2人で意見交換))
ファシリテータ:佐藤敦子
専門家 :山本朝男
・感想、反省
– 参加費無料の講座だったが、定員20名に対して、28名の申込があったと聞いた。事前に質問や講演内容に対する希望(阿見町の気象や災害の特徴を含めて欲しい、など)があり、主催者も驚くほど、熱心な聴講者が非常に多かった。
– レクチャーの最後に、水戸地方気象台で発行している気象防災情報カードを
活用して、参加者各自のスマホでQRコードを読み取り、気象庁の「あなたの街の防災情報」画面を阿見町用にカスタマイズしてもらい、スマホにリンクを 保存する実習を10分で実施し、好評であった。– 聴講者の要望を踏まえた、レクチャースライドを作成したため、予定時間45分に対してスライド(パワーポイント)が正味20枚となり防災の基礎を含めて、20分の時間超過となってしまったことを反省している。
– 個人ワークは、通常2時間の気象庁WS短縮版をさらに短縮し、個人発表はやめて、隣の人同士の意見交換として、全体で55分に納め、好評であった。
– 個人ワークについては、全体の流れがわかりにくくワーク実施に苦労したとの声も聞かれ、気象庁WSのシナリオにさらなる改善が必要と感じた。
以上