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2025年4月19日 新潟支部総会 in 長岡市まちなかキャンパス
2025年4月19日に新潟支部総会が新潟県長岡市のまちなかキャンパス301号室で開催され、議題は全て承認されました。
当日は以下3名の話題提供がありました。
1.気象防災アドバイザー育成研修講習に参加して(関正巳会員)
関会員は多忙な仕事の合間を縫って講習に参加され、防災アドバイザーの委嘱を受けています。その話しぶりから、講習会の雰囲気や受講のコツなどが具体的に伝わってくる良いお話しでした。これをきっかけに気象防災アドバイザーを目指そうという会員も出てくるのではないかと期待しています。
2.今日の数値予報天気図等について(丸山俊朗会員)
丸山会員は、元気象台の職員です。新潟支部では毎年2月に天気図検討会を行いますが、いつもその時の講師役を務めてもらっています。
総会前日の12Z初期値の数値予報天気図等に加え、2月7日の新潟市の大雪時(最深積雪深63㎝)の数値予報図を使い、明解に解説して戴きました。
3.弥彦山山頂には、2年ほど前から二重偏波気象ドップラーレーダーが設置されています。その写真と動画を紹介しました。
また、季節予報説明会が毎月気象台で開催されていますが、昨年9月の寒候期予所資料と11月の3カ月予報資料と今年3月3日に発表された北陸地方2025年冬(12月~2月)の資料を比較してみました。(阿部祐一会員)
参加者は会場参加が15名、zoomによるオンライン参加者が3名の合計18名でした。懇親会は12名の参加となりました。
以上です。



2025年3月14日(金) 講師:水科 進
出前講座 13時30分~14時30分 会場:上越市レインボーセンター多目的ホール 内容:新潟県第七民生委員・児童委員協議会例会での出前講座 「高田平野断層帯の地震活動」の表題で作成PPTを投影し対面で説明した。 事前に作成したパワーポイントを使って説明し、途中に自作した簡単な実験を交えて説明しました。 受講者:約30名(第7地域の民生委員・児童委員と市役所市民安全課職員、防災士) ※民生委員・児童委員の方々は年齢の高い方が多そうな感じでした。
2025年2月22日(土) 新潟支部例会
新潟支部例会
日時:2025年2月22日(土)13時から17時
場所:新潟市万代市民会館401号室
方式:対面型
参加者:11名(内1名は新入会の会員)
話題提供及びミニ天気図検討会
・話題提供:
①昨年11月27日に行った、新潟地方気象台職員向けの講演会についての結果報告
②カマキリの卵包による積雪深予想説についての考察
①②ともに阿部祐一会員
③気象庁気象科学館(東京都港区)における解説業務報告 斎藤義樹会員
・ ミニ天気図検討会:
2月21日12Zの天気図(FXFE502、FXFE504,FXFE5782、FXFE5784、FXJP854)を使い、翌23日の自分の
住む場所おける天気や気温・風向風速などを予想
講師:丸山俊朗会員
・内容:新潟地方気象台の講演会では、新潟支部の組織と活動内容の紹介や予報士会新潟支部と地方気象台との
一層の連携強化などを提案したことを報告しました。
カマキリの卵包と積雪深予想説については、カマキリの雪予想で博士号を取得された酒井興喜男氏の「カマキリは大雪を
知っていた(農文協)」とその反対論者である安藤喜一氏の「カマキリに学ぶ(北隆館)」などの文献から内容を対比する
形でカマキリの積雪深雪予想説の真相に迫りました。
斉藤義樹さんは、昨年より新潟市からは遠隔地である気象科学館まで解説業務に参加されています。その体験談を語って
もらいました。
ミニ天気図検討会では、予想の的中よりも専門天気図を久しぶりにじっくり読むことで知識の再確認をすることの方が重要と
考えますので、良い機会になったのではないでしょうか。
当日は大雪の影響で参加者が減り11名の参加者に留まりましたが、全員が懇親会に参加し、新潟支部の結束の高さを
再確認したところです
