「青少年のための科学の祭典
新潟県・上越大会 2024」に参加、ブースを出展しました
会場:上越科学館 上越市下門前446-2
日時:2024年11月24日(日)午前9時~午後5時
ブースタイトル:雲の模型を作ってみよう!~ミニ天気教室・実験で、もっと知ろう 天気のこと~
出展・展示内容:
参加スタッフ7名(新潟市1名、柏崎市1名、上越市3名、糸魚川市1名、妙高市1名)で、以下の3つの展示を分担して対応
しました。
◆ミニ天気教室(各回約1時間:9時~、10時30分~、12時~、13時30分~、15時~の5回実施)
大型モニターにスライドを表示しながら、圧力容器を使用して気圧変化による気温の違い、中の空気を熱したポリ袋やヘリウムを
入れた風船がスーッと天井まで揚がるのを見せて、「空気の密度」「気圧」「上昇流」の解説を分りやすく行いました。また、ペット
ボトルでの雲作り・水竜巻実験、それらを踏まえて十種雲形の説明を行い、雲の模型作りへの導入としました。
◆雲の模型作り
例年行っている綿による雲の模型作り(子供たちが見本を参考にして、ケント紙の台紙に白と灰色の綿をそれぞれの雲の特徴が
出るよう貼り付けて雲の模型を完成させる)の指導と補助を行いました。ミニ天気教室に参加した子供たちはその体験や知識を
踏まえて雲の模型作りに取り組んでいました。
◆なだれ実験
紙製の雨樋形のなだれシュートを約30度の勾配になるように設置して、そこに雪に見立てた発泡スチロールのつぶつぶを流下させて、
なだれ流下現象の特性の再現と説明を行いました。説明の後は子供たちに自由に発泡スチロールのつぶをコップですくって流して
もらいました。発泡スチロールのつぶは非常に軽く、なだれシュート周辺にすぐに散らかってしまいその都度片付けるのは大変でしたが、
子供たちは飽きずに何回も実験を行っていました。
大会自体は11月23日(土・祝)~24日(日)の二日間開催されましたが、新潟支部は24日のみ出展しました。一日目は
昼過ぎに大雨警報が発表されるほどのあいにくの天気で入場者は1,188人、二日目はやや回復しましたが時々雨が降る天気と
なり入場者は1,119人、二日間あわせた入場者は2,307人(いずれも上越科学館発表の速報値)にとどまりました
(昨年は2,989人)。
そんな中、当会のブースには一日だけの出展にもかかわらず、ミニ天気教室に5回合計で約30人、雲の模型作りに約100人、
なだれ 実験に約80人の子供たちがきてくれました。どの展示も一時的に順番待ちが発生するなど一日を通してたくさんの子供
たちに天気や気象の知識・楽しさ面白さを伝えることができました
なだれ実験 雲の模型作り
ミニ天気教室・水竜巻実験 ミニ天気教室・熱気球実験
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