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越天倶楽部 新潟県災害研究会 | ||||||||
越天倶楽部 世話役:内藤 雅孝 | ||||||||
越天倶楽部とは | ||||||||
新潟県在住の気象予報士が、最低限知っておきたい、県内を中心とした、地形・地質・第1級河川の水系・人口分布・風水害の史実・災害を |
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倶楽部設立の理由 | ||||||||
2018年の2月から3月、気象防災アドバイザー育成研修を受講。研修終了後、県内で活動するためには、地学的知識、及び近年の風水害に |
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第10回越天倶楽部
研究会 2020年2月22日 参加者数:11名(新潟支部 : 7名、新潟地方気象台 : 3名、傍聴者:1名) 内容 1:内藤 会員 (1)「ダムについて考察」構造、操作、洪水等、7・13水害での堤防決壊についての考察 (2)「上越市について研究」市勢、地学的考察、歴史 2:田村 会員 「笠堀ダム・大谷ダムについて」 2004年7月3日の新潟・福島豪雨時のダムの効果について、計算方法についても解説。 3:阿部 会員 「1936年(昭和11年)の信濃川河口付近の結氷とその考察Ⅱ」 前回の発表にさらに多くの新聞記事、天気図を加えて考察。 新潟日報1936(昭和11)年1月24日 氷結した信濃川 1月24日(「市政にいがた」より) |
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第9回越天倶楽部 研究会 2019年11月2日 参加者数:5名(新潟支部 :3名、新潟地方気象台 :2名) 1:内藤 会員 (報告)今年度の三条市気象防災アドバイザー役目を終えて 7・13水害での堤防決壊についての考察 2:阿部 会員 1936年(昭和11年)の信濃川河口付近の結氷とその考察 次回開催予定:2020年2月22日 13:00~ 16:00 開催予定:新潟県立図書館 共同研修室1・2 |
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第8回越天倶楽部 研究会 2019年4月20日 参加者数:9名(新潟支部 :5名、新潟地方気象台 :4名) 1:新潟地方気象台 広域防災管理官 杉田氏
内閣府(防災担当)平成30年7月豪雨を踏まえ2019年度出水期までに実施する具体的な取組、 2:内藤 会員
「新潟市:潟(海岸地帯の排水を妨げる砂丘と広大な湿地帯)と潟を穀倉地帯に変えた強力な排水システム。 |
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第7回越天倶楽部 研究会 2019年2月16日 参加者数:7名 1:長岡市の調査研究発表 内藤 会員
①概要:人口27万人 新潟県中央に位置する 新潟県第二の都市
②地形:信濃川の中流域、多くの支流と河岸段丘、丘陵に囲まれた盆地
③地質:東側守門岳周辺の火成岩、信濃川による氾濫平野を作る堆積層
④地学的歴史:日本海の海底隆起、信濃川による平野の形成と河岸段丘
⑤災害の歴史:近年2度の新潟福島豪雨、度々信濃川の氾濫を繰返し
⑥主要河川と水系:一級河川信濃川とその支流
(代表的な支流:渋海川、柿川、栖吉川、刈谷田川)
⑦ダム(治水ダム):刈谷田川ダム(重力式コンクリートダム)
洪水調節、工業用水、発電、上水道をその目的とする ⑧水位観測施設:10か所
⑨排水機場:柿川排水機場(柿川の信濃川合流地点)
バックウォーターに対応する、水門と排水機場(平成9年完成)
⑩水門・樋門・樋管:妙見堰(信濃川:国土交通省北陸整備局)
⑪地域防災計画:震災、風水害・雪害、津波災害、原子力災害の4編
⑫ハザードマップ:ながおか便利地図と各地域別ハザードマップ
⑬まとめ:長岡は、新潟県の中央に位置し、交通、文化、産業の要。気災害(主に洪水、雪害、土砂災害が多い、中越地震により被災)
2:長岡市川口地区の研究発表 上村 会員 ①長岡市役所川口支所(旧川口町2010年3月長岡市と合併)の地理的特徴:信濃川と魚野川の合流地点、過去多くの洪水を経験。
②JR越後川口周辺は、南西側の魚野川と、北東側の山地に挟まれた氾濫平野。町を多くの排水路が通っており、雨水の排水や
3:より良い予報のための新潟県降雪研究 発表者:舟崎 会員
①報精度について:山雪の降雪予報は、予報精度が向上してきた。
里雪の降雪は、大雪となる条件、特にその原因となる要素が多く、例えばJPCZ、メソ擾乱、ポーラーロー、滞留冷気層等、その他に地形、
②JPCZとLモード、Tモード:里雪型の降雪は、主にTモードの雪雲によりもたらされる。地上付近は北西風は弱く、長時間降雪が続き地上気温が
③降雪予報向上のための研究は、日々気象台内で行われており、研究はかなり進んでいる。今後、機会があれば新潟支部の気象予報士さんにも、
4:次回研究会の研究課題と開催日 開催日:2019年4月20日 開催場所:新潟県立図書館 共同閲覧室1・2 研究課題:長岡市の研究その2
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第6回越天倶楽部 研究会 2019年1月19日 参加者数:7名 1. 研究内容:三条市周辺の研究 ・発表者 内藤 会員 ① 概要:新潟県の中央に位置し、信濃川による新潟平野発達の起点 ② 地形:信濃川に合流する五十嵐川の沖積平野と東側の山地 ③ 地質:東側守門岳に由来する火山岩地域と広い平野部は堆積岩地域 ④ 地学的歴史:2万年前に既に形成された信濃川下流の沖積平野 ⑤ 災害の歴史:信濃川、五十嵐川、刈谷田川流域の洪水は頻繁に発生 ⑥ 主要河川と水系:信濃川、五十嵐川、刈谷田川とその支流による水系 ⑦ ダム(治水ダム):大谷ダム、笠堀ダムの2基 ⑧ 水位観測施設:主に五十嵐川に7か所 ⑨ 排水機場:刈谷田川右岸排水機場 1基 ⑩ 水門・樋門・樋管:中ノ口水門、蒲原大堰 ⑪ 地域防災計画:(風水害・原子力災害)原子力関連(PAZ,PPA等) ⑫ ハザードマップ:(三条市独自手法、気づきマップ、逃げどきマップ) ⑬ まとめ:7.13水害以降、五十嵐川の改修工事と住民意識改革が進む 2.三条市の研究質疑応答 3.次回研究会の研究課題と開催日 日時:2019年2月16日(土)13:00~16:00 研究課題:長岡市 |
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第5回越天倶楽部 研究会 2018年10月13日 参加者数:7名 内容 1.新潟県の大雨災害 舟崎 会員 ① 平成10年(1998年)8月4日の新潟市の水害 ② 平成16年(2004年)7月新潟・福島豪雨、 平成23年(2011年)7月新潟・福島豪雨 ② 新潟県の大雨は6~7年周期?エルニーニョ・ラニーニャに関係あるか ③ 大雨の予想には500mの相当温位、500hPa の気温などにも注目 2.新潟市…多数の排水機に守られた水の町 内藤 会員 ① 新潟市の地勢、水系、排水機場、水位観測所、雨量観測所、災害の歴史 ② 標高と海抜と0m地帯 |
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第4回越天倶楽部 研究会 2018年8月25日 参加者数:6名 内容 1. 新発田市の地質・地形・水害資料 舟崎 会員 2. 新潟の「潟」とは 内藤 会員 3. 今後の研究地域…新潟市に決定 4. ハザードマップから見える新潟市 内藤 会員 新潟市に広がる平地の多くは、戦前までその潟だった。現在の平地は、 強力な排水機場、排水路、樋門、閘門、堤防等の排水システムによっ て作られた人工の平地である。 |
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第3回越天倶楽部 研究会 2018年6月16日 参加者数:8名 1. 研究内容:新発田市周辺の研究 ・発表者 内藤 会員 ① 水系(加治川、落堀川、阿賀野川) ② ダム(4基)、ダム操作規定と下流の水位について ③ 排水機と排水路 ④ 水位観測所の位置、避難準備・避難勧告・避難指示の判断基準 ⑤ 風水害の歴史(梅雨前線等、前線と湿潤暖気) ⑥ 新潟平野の地学的歴史 2.研究内容:ダムの治水能力を大雑把にとらえる ・発表者 田村 会員 ① 加治川治水ダムの観光放流事故について ② 加治川治水ダムの標準断面図とダム諸元 ③ 加治川治水ダムの能力と降水量を考える(ダム水系の時間雨量、流入量と放出量、治水能力の試算) ④ 加治川治水ダム操作規定と細則のあらまし 気象予報士としてダムを考える(質疑応答) 3. 研究内容:新発田市周辺の地形と地質、気象データ解析 ・発表者 舟崎 会員 ① 新発田市周辺の地形 ② 新発田市周辺の地質 ③ 新発田市周辺の地学的歴史 アメダス二王子の降水量データ解析と地域特性の考察 |
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第2回越天倶楽部 研究会 2018年5月26日 参加者数:9名 内容 1. 地域研究のひな型を披露(柏崎刈羽地区) 柏崎刈羽地区の地形、地質、人口分布、水系、主要河川、ダム、排水場、 樋門、ため池、西山油田、柏崎テフラ、地域防災計画(風水害編)、ハザー ドマップ(風水害、土砂災害)、アメダス柏崎データ解析、過去の水害の気象 学的知見等。 改善意見: 主要河川について自治体が判断基準としている水位観測所の 水位と、気象庁の警報・注意報の発表基準となっている流域雨量指数基準等 を関連付けて研究してみると、より警報・注意報について理解が深まると思われる。 →専門家として当然着手すべき内容であり、次回より改善意見に従い、上記内 容に従い実施することとなった。 2. 研究エリアは、水系ごとの研究が望ましいが、関係する自治体が複数となると、 地域防災計画も複数となり読み込み量も倍増、隣り合う自治体計画の合性にも言及する必要が生じる。作業の煩雑さから、当面は研究しやすい自治体から 始め、徐々に難易度を上げて行く事となった。 |
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第1回越天倶楽部 研究会 2018年4月21日 参加者数:6名 内容 1. 開催挨拶 2. 気象防災アドバイザー育成研修受講報告 3. ミニ講演会:防災行政に新しい風「タイムライン」 講師:村中 明 氏 (環境防災総合政策研究機構 上席研究員) 4. 村中先生同席で、今後の活動方針についての検討会 |
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