一般社団法人日本気象予報士会北陸支部

一般社団法人日本気象予報士会北陸支部は、
富山県・石川県・福井県を主な活動範囲とする地方支部です。

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2015年度の活動記録詳細

北陸支部第59回例会

名称一般社団法人日本気象予報士会北陸支部第59回例会
日時平成28年1月30日(土) 13:00-17:00
場所福井県福井市 これからビル
出席者 予報士会より14名
福井地方気象台より2名
   以上、16名

内容

1.自己紹介
2.講演
「近江の気象〜比良おろしを中心に〜」 講師 琵琶湖地域環境教育研究会 松井一幸 様
 北陸に住む者として、冬〜春にかけてしばしば困るのが、JR湖西線での特急サンダーバードの迂回運転。 原因となる滋賀の局地風「比良おろし」について、現地での調査結果を報告し解説していただきました。
 松井氏は大津在住で、自ら観測所を12カ所設置し、26年間にわたり琵琶湖周辺の風を研究されています。 比良おろしの過去の災害事例や月別発生回数、発生時の気圧変化、雲の写真などを交え説明していただきました。
 また、琵琶湖で発生する蜃気楼についても研究をされており、そちらの話も伺いました。
3.例会話題提供
 「関東・東北豪雨の教訓」 私市 喜八郎さん
 9月に発生した関東・東北豪雨について、鬼怒川の地勢を紹介し、豪雨の原因となった線状降水帯、 バックビルディング現象を解説。防災の観点から、自治体同士が連携し避難させる「広域避難」 の重要性や、住民への避難周知のタイミング、方法など課題について説明した。
 そのほか、2016年寒候期の特徴について紹介した。
4.懇親会 17:30〜20:00

場所: 居酒屋「石田屋」 福井駅前
参加人数: 10名

(報告:嶋本会員)

北陸支部第58回例会

名称一般社団法人日本気象予報士会北陸支部第58回例会
日時平成27年11月28日(土) 13:00-16:50
場所金沢市中央公民館彦三館 視聴覚室
(石川県金沢市彦三町1丁目15番5号)
出席者 富山県・・・四十谷、井上、藤田、渡会、松島
石川県・・・私市、佐藤、北村、立花、山下、吉田
   以上、11名(順不同:敬称略)

内容

1.自己紹介
2.例会話題提供
(1)松島真二郎さん
「富山県西部におけるあいの風」
江戸時代に書かれた30年に及ぶ詳細な日記「應響雑記」から、あいの風についての考察
(2)立花 玄教さん
「珍しい雲」
金沢市内から南側の方向にレンズ雲が並んで見られた時の写真を公開
そのときの天気図と状態曲線を示し雲の成因を考察
(3)佐藤 理さん
「能登半島のお天気石について」
能登半島の先端 珠洲にある「お天気石」と呼ばれる石について
(4)私市 喜八郎さん
「今年の夏を振り返って」
今年の主な自然災害について、今年の主な自然災害について、
小松市日用町の「苔の里」日本有数の苔の名所の紹介 等
3.懇親会 17:30〜20:00

場所: 梅みずき  金沢市堀川町
参加人数: 9名

(報告:佐藤会員)

北信越三支部合同例会

名称一般社団法人日本気象予報士会北信越三支部合同例会
日時平成27年9月19日(土) 13:15-16:50
場所中谷宇吉郎 雪の科学館   石川県加賀市潮津町イ106番地
片山津地区会館      石川県加賀市片山津温泉7−1−1
出席者 石川県 : 私市 佐藤 山下
福井県 : 杉村
富山県 : 四十谷 奥之山 佐竹 島崎 渡会 松島
新潟県 : 天野 斎藤 田村 森下
長野県 : 海野 大塚 小菅 達家 宮澤
   以上、19名(順不同:敬称略)

内容

1.「中谷宇吉郎 雪の科学館」見学
映画「科学するこころ-中谷宇吉郎の世界」を視聴ののち、
館内を元科学館館長の神田先生より説明を受けながら見学。
2.講演
「雪結晶と人工雪結晶のはなしあれこれ」  講師  村井 昭夫 様
雪の科学館に展示されているMurai式人工雪結晶発生装置を開発された方です。
中谷宇吉郎の「雪は天からの手紙である」という言葉の意味を、御自身の開発された
雪結晶の装置での実験結果を交えて説明いただきました。
おまけとして氷晶と大気光象の関係についてもお話しいただきました。
3.自己紹介および近況報告
4.中谷宇吉郎のお墓をたずねて
神田先生のご案内で、中谷宇吉郎のお墓をたずねました。
5.懇親会 17:30〜20:00
加賀温泉駅前での懇親会。19時すぎまで大変盛り上がりました。新潟、長野支部の方で
それから自宅に戻られる方もおられ、改めて新幹線の力を感じました。

場所: 「うまいもん家 ふるさと」 (加賀市小菅波町1-55 加賀温泉駅近く)
参加人数: 13名

(報告:松島)

北陸支部第56回例会

名称一般社団法人日本気象予報士会北陸支部第56回例会
日時平成27年8月22日(土) 13:15-16:50
場所富山県民共生センター サンフォルテ 304研修室
(富山市湊入船町6−7)
出席者 富山県・・・井上、奥之山、島崎、藤田、宮崎、渡会
石川県・・・佐藤、北村
福井県・・・嶋本、森下
   以上、10名(順不同:敬称略)

内容

1.自己紹介
2.例会話題提供
(1)藤田一さん
「長野県の地震と火山について」
現役の専門家が昨年現地で体験した御嶽山噴火の様子を説明
(2)佐藤理さん
「金沢地方気象台のお天気フェアの状況」「舳倉島のアメダスについて」
8/1に金沢地方気象台でおこなわれたお天気フェアの状況をスライドにて説明。佐藤会員が北陸 地域最新のアメダス観測ポイントである舳倉島を実際に訪れ、その記録写真等をスライドで説明。
(3)島ア清寿さん
「富山地方気象台のお天気フェアの状況」
7/28に富山地方気象台でおこなわれたお天気フェアの状況をスライドにて説明。
(4)渡会三千代さん
「平成27年の梅雨について」
平成27年の梅雨、特に北陸の梅雨について各種資料をもとに説明
3.懇親会 17:30〜20:00

場所: ごんべい舎 アーバン店(アーバンプレイスB1F)
参加人数: 8名

(報告:島ア会員)

北陸支部第55回例会・第10回支部定期総会

名称一般社団法人日本気象予報士会北陸支部第55回例会・第10回支部定期総会
日時平成27年4月25日(土) 13:15-16:50
場所金沢市中央公民館彦三館 視聴覚室
(石川県金沢市彦三町1丁目15番5号)
出席者 富山県・・・四十谷、井上、斉藤、島崎、藤田、渡会
石川県・・・私市、佐藤、立花、中村、吉田、北村
福井県・・・嶋本、杉村
愛知県・・・榎本
神奈川県・・・吉本(例会から参加)
   以上、16名(順不同:敬称略)

内容

1.北陸支部第10回支部定期総会

時間:13:15-14:30
出席者15名、委任状17名

  1. 第1号議案 北陸支部第9期活動報告
  2. 第2号議案 北陸支部第9期決算報告および会計監査報告
  3. 第3号議案 北陸支部第10期活動計画
  4. 第4号議案 北陸支部第10期予算案
  5. 第5号議案 北陸支部内規制定

第1-5号議案はすべて原案どおり承認されました。

  1. 第6号議案 北陸支部第10期役員選出
  • 支部長   : 松島真二郎
  • 副支部長  : 島崎清寿(富山県)、佐藤理(石川県)、嶋本祥之(福井県)
  • 支部会計  : 渡会三千代
  • 支部会計監事: 杉村佳昭

以上の各氏が選出されました。

2.例会話題提供

時間:14:45-16:50
出席者16名

(1)私市喜八郎さん
「日本気象予報士会技能講習会『気象災害と気象防災』(3/21名古屋市)概要報告」
気象予報士は勿論、地域の防災・減災に貢献されている防災士にとっても参考になる内容で、講師の村中氏が強調されていた。 「気象庁の予報担当者、各自治体の防災担当者、気象キャスター、 気象予報士は気象防災について更に認識を深めて欲しい」旨の話があった。
(2)榎本英樹さん
「大気大循環について考える(その1)- グローバル気象学解読 -」
低緯度と高緯度の熱の過不足を解消するために「運動」が生じるのか、 「運動」の結果として低緯度と高緯度の熱のバランスが生じているのか、どっちが原因で、結果か。 第2章で先生は我々に問いかけている。その問題意識に引きずられながら放射の理解に取り組んだ。 いずれが原因、結果かは時間の関数で表されてはじめて確定できる。 その意味では地衡風は時間変化しない仮定の風。どう因果関係を組み立てるか、格闘は続く・・・
(3)嶋本祥之さん
「北陸の気象特性」
北陸らしい現象・風習について写真を交えて紹介があり、四季の魅力を再認識させられた。
例えば
・盆地霧(“天空の城”として地元がPRしている越前大野城)
・間垣(石川県大沢町で続く、冬の季節風から集落を守る垣根。NHK連ドラ「まれ」の舞台)
・冬季雷(冬に撮った杉の落雷跡)など。
3.今後の予定

8月から11月の間に富山県内で第56回例会を開催の予定(詳細未定)。

4.懇親会 17:30〜20:00

場所: 居酒屋「味楽 ゆめり」(金沢市本町1-3-33)
参加人数: 15名

(報告:北村会員)

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