前半　高層解析講義（特に850流線解析）
・25年度研修テキストの大雨事例について、気象庁プロット図で主観解析（300〜925hPa）。
　300や500ではあまり個人差は出ないが、下層の850では考え方に差が出やすい。
・プロット図による流線解析では、数値予報に反映されていない擾乱の種を見つける
　ことができる。低気圧性回転や前線の発生しそうな場所など。
・下層の収束、中上層の発散する領域に注目。
・今回の台風8号の進路について流線解析からわかること。
など。

後半　翌日予報実習
・低気圧や梅雨前線の通過に伴う雲の変化について講義
・会場の外で雲の観察
・2班に分かれて翌日予報。プロット図で前日21時の流線解析、FAX図で総観場の
把握の後、スグダス2で予想作業。イニシャル替わりが大きく、朝の気象庁発表の
予想を、雨は強まる方向、最高気温は下方修正した班も。
・勉強会終了直後、17時発表気象庁予報では最新イニシャルで予報が大きく修正されたことを確認。