天気予報にチャレンジ!『クイズで学ぼう!天気予報ができるまで』 (第7回子ども天気予報)
日時:2010年11月21日(日) 13:30〜16:00
会場:江波山気象館 オリエンテーションルーム
参加者:こども14人(小学4年生7人、小学5年生7人)(付添の保護者の有志6人)
講師:気象予報士5人 江波山気象館職員1人
1. 天気予報クイズ   

  昔から伝わる天気にまつわることわざ、言い伝えや天気予報の歴史、現在の観測システム、
  警報、注意報など、テレビやインターネットなどで目にする天気予報がどうやって出来るのかを
  クイズ形式で学びました。

 

2.  湿度計の工作   

  セロファンを使った湿度計を2種類と、てのひらに乗せると踊るおもちゃの工作です。
  セロファンは湿気によって伸び縮みするという性質を持っています。
  それを利用して、一つは目盛を貼ったボードにセロファンのリボンをセットした湿度計、
  二つ目はセロハンテープを使った簡単湿度計を作りました。
  オマケのおもちゃは、てのひらに乗せると、お好み焼きの上のかつお節のようにヒラヒラと踊ります。
  みんな一生懸命取り組んで、きれいに作れました。

       

3.  天気予報のつくりかた

インターネットで手に入る資料(地上天気図・衛星画像・レーダー画像)を使い、
簡単に天気を予報するやりかたを学びました。
高気圧、低気圧、前線のまわりの天気や、冬によく現れる天気図のパターンなどを解説してもらいました。

4. 天気予報をつくってみよう    

グループで話し合って、実際に明日の天気予報をしてみました。
屋上に空を観察に行ったり、天気図に色を塗ったり、
各グループで工夫を凝らしながら考えていきます。

  

5.こども天気予報(発表)  

グループごとに前に出て、一人ずつ発表です。
一生懸命考えた原稿をみんなの前で声に出すという、大人でも緊張することを全員が頑張ってやり遂げました。

予想はおおむねこれから下り坂に向かい雨が降り出すというものでしたが、
いつ頃振り始めるのか、いつあがるのか、など色々な意見が出ました。

天気予報だけではなく、寒くなるので一枚多めに、とか、傘を持って出た方がいい、などという
生活情報も取り入れ、素晴らしい発表になりました。

 
                                                                           以上,今回の報告は新本でした 

 一般社団法人日本気象予報士会広島県支部
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