TOP
ホーム
    
天気予報のつくりかた   
 ※このページは2010年11月に行なわれた「こども天気予報」で提示したスライドをHP用に変更したものです。
 
    
 
 3.天気図で何がわかるかな?

天気図で,空気のようすがわかるので,雲や雨の予想ができます。
   
 
 
下の図は天気図と衛星画像を重ね合わせたものです。  
 
 出典:江波山気象館

天気図と雲の関係がよくわかりますね。
 
4. 11月には,どのような天気図になるのかな?

11月の天気図は,次の3つのパターンをしめすことが多いようです。
           @             A            B 
 
@低気圧が日本の南岸か日本海を通って北海道に移動します。
  このようなときは、低気圧の通過に伴い、南よりの暖かい湿った空気と
  北からの乾いた冷たい空気が激しくぶつかりあって雨が降ります。
  温暖前線付近ではしとしととした雨が、寒冷前線付近では、強い雨が降ります。
A東に低気圧、西に高気圧(西高東低と一般に言われている)で
  日本列島では等圧線が 「たてじま模様」の冬型の気圧配置です。

  このようなときは、等圧線の間隔がせまく、北よりの冷たい強風により、
  日本海側では雨もしくは雪、雷が発生することも、太平洋側では、晴れの天気となります。

B冬型の気圧配置がくずれ、移動性高気圧が西からゆっくりと東へ移動し、
  日本付近は高気圧の帯で覆われます。
  このようなときは、全国的におおむね晴れの天気になります。
  でも,上の図Bのように,東北地方の日本海側や北海道や南西諸島で雨が降ることもあります。
  それでは,みなさんも,
      
天気予報づくりに挑戦してみて下さい 。   こども天気予報TOPへ
   Copyright(C)2006-2010 日本気象予報士会広島県支部.All rights reserved.