第114回(2024/04/27)神奈川支部例会・支部主催の案内会 慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎・Zoom

形式:会場とZoomによるハイブリッド開催

11:00〜12:00 支部主催の案内会

1.自己紹介
2.気象予報士会の紹介
  全国版で使用された資料を流用
3.神奈川支部の紹介
  例会等の活動や防災プロジェクト関連、次回例会案内等
4.質疑応答

参加者数

支部主催の案内会 申込者:6名 神奈川支部:7名 合計13名

13:00〜17:00 例会

1.総会結果発表、支部表彰
 ・総会議決結果報告
  第1号議案から第4号議案まで全ての議案が可決されました。
 ・支部表彰
  島田賀子さん:防災出前講座の運営管理による支部活動への貢献
  新海康雄さん:防災出前講座の講座実施拡大活動による支部活動への貢献
  上記表彰内容によりお二人が表彰されました。

2.招待講演 関東学院大学 理工学部理工学科 土木学系 教授 福谷 陽 先生
津波の基礎知識と神奈川県沿岸で想定される津波

津波の基礎知識やハザードマップの重要性について説明していただき、能登半島地震直後に津波の高さを現地調査しに行かれた話では、先生の行動力に感服いたしました。また、相模湾沿岸で想定される津波が詳細にシュミレーションされている話では、特に1メートルメッシュ領域で計算されたシュミレーションでは川をどのように遡上していくかが非常にわかりやすく理解出来ました。最後に、先生が研究している確率論的津波ハザード評価や機械学習を用いたハザード評価等についても話していただきました。

3.特別講演 一般社団法人 FUKKO DESIGN 木村充慶 様
SNSでの防災や気候変動の発信について

コロナ禍で災害への対策はどうすれば良いかを考えるため、様々な分野の有志が集まり出来た「防災アクションガイド」について紹介していただきました。災害時はデマや誤った情報が拡散することが増えますが、そのような中で「防災アクションガイド」は正しくわかりやすく、印刷しても活用しやすいように工夫されている事がとても良くわかりました。

4.予報士会会員発表
(1)梶原和利 会員
三球温度計を使ってみました

昨年12月の神奈川支部例会で紹介のあった三球温度計を購入し、実際に三球温度計で測った気温とアメダス観測気温を比較して、測定値の差の原因を考察していただきました。また、休憩中には三球温度計の実機展示もしていただきました。

(2)和田光明 会員
2022年4月末の知床半島遊覧船事故時の波浪推定

知床半島周辺には局地風(羅臼風)があるが、局地風は影響範囲が狭く、吹送距離が短く高い波は発生できないものであることを説明していただきました。そのことを踏まえて、知床半島遊覧船事故当時の波浪をSMB法で推定したところ、事故は羅臼風が原因ではないとの考察をしていただきました。あらためて波浪注意報の重要性を考えさせられる内容でした。

(3)広野守 会員
高知県・日下川(くさかがわ)流域治水探訪記

高知県の日下川は、仁淀川の1支流で小河川ながら昔から水害多発地帯でした。日下川流域は高低差がなく、水の滞留・逆流のリスクが非常に高い特徴があります。その防災対策として導入された地下放水路を実際に訪れて、各種防災施設や自然豊かな調整池を紹介していただきました。高知県にこのような充実した流域治水があることはとても興味深い内容でした。

5.企画担当より連絡 広野守 会員
例会幹事って何するの? 〜幹事業務の昔と今〜

例会幹事の業務は、昔に比べて現在はマニュアルも改善し、幹事2名の仕事内容もはっきりしています。また、役員2名が幹事をフォローする体制も整っているので、幹事のハードルは低くなっています。支部会員同士の交流を深めるためにも、皆で神奈川支部を盛り上げていきたという気持ちがとても伝わりました。

※休憩時間中には以下の展示と配布を行いました。
 ・梶原会員:会員発表でお話頂いた三球温度計の実機展示
 ・松本会員、高木会員:宇宙あさがおの種と栽培資料の配布

集合写真


参加者数

例会 対面参加者:40名、オンライン参加者:29名、参加者計69名

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