〜雲や花、宇宙あさがお〜(2023/10/28)写真展Zoom例会

形式:Zoomによるオンライン開催

【例会内容】

1.自己紹介

2.写真展「雲や花、宇宙あさがお」
・延20名から合計70点の写真と動画の応募があり、出展者から撮影時のエピソードなどが紹介されました。

 第1部 宇宙あさがお
・「宇宙あさがお」の写真と生育レポートを、応募者8名からご紹介いただきました。
※「宇宙あさがお」とは、2010年に山崎直子宇宙飛行士が、スペースシャトル公式記念品として宇宙に持っていったアサガオで、地球を238周、15日2時間47分10秒の旅をして地球に帰還した、生命力のある貴重な種です。
種の入手ルートには、今年の4月29日に開催された第110回神奈川支部例会で配布したものと、日本宇宙少年団川崎分団、星の村天文台から入手したものがあります

「変わった形の花」撮影者: 島田 会員



「我が家の宇宙アサガオ4代の記録」撮影者: 大貫 会員



「宇宙アサガオの開花【動画】」撮影者: 高木 会員


 開花後の様子(上記動画の最終画像)



「宇宙アサガオ最初の開花(2輪)」撮影者: 山崎 会員



「宇宙アサガオ咲いた!」撮影者: YAMATEX 会員



「紫の新色が加わり3色咲きました!」撮影者: 戸塚 会員



「優しい光に包まれる空色の宇宙アサガオ」撮影者: 増田 会員


 第2部 雲や花、自然全般
・Google formを活用して参加者各自が作品を鑑賞。応募者12名からのエピソードなどを聞きながら質疑応答を行い、最後にお気に入りの作品に投票しました。
人気投票結果の上位作品を下記に記載します。

第1位「花粉光環【3枚組】」撮影者: 大貫 会員
  鮮やかな花粉光環


  ケヤキ越しの花粉光環


  月の周りに現れた花粉光環



第2位 「箱根の朝日と雲海【動画】」撮影者: 橋 会員



第3位「なごり雪」撮影者: Yoshiken 会員



第4位「反薄明光線」撮影者: 菊地 会員



第5位「ベイブリッジと入道雲」撮影者: 山田 会員


3.予報士会会員発表
(1) 和田光明 会員
「2023年8月20日の水無川水難事故」

今年の8月20日に神奈川県秦野市の水無川で起きた、水難事故についてお話しいただきました。普段の水無川の水位は、大人のくるぶし程度しかありませんが、事故発生当時は一気に大人の膝程度まで上昇しました。この急な水位上昇により、6ラ〜13歳の子供4人を含む7人が流され、けがをしたり、水を飲んだりして病院に搬送されましたが、命に別状ありませんでした。レーダー雨量(XRAIN)を見ると、当時は12:20〜13:00にかけて降水エコーが現場付近にかかり、20mm/h強度以上の雨が10数分降っていました。この水無川の増水後の水位は、河川防災上”洪水”と見なされませんが、大した水位でなくても水難事故は起こりうるので、天気予報で雷に触れていたり、雷注意報下で野外活動を行う場合は、雲の動きや変化に注目してほしいと強調されていました。

(2)広野守 会員
「多摩川河川敷探検記 〜中野島附近〜 2」

今年7月15日に開催された、第111回神奈川支部例会での広野会員による会員発表に続いて、多摩川河川敷(中野島附近)の探検記第2弾についてお話しいただきました。前回の発表は「河川敷の植物について」の発表でしたが、今回は「昆虫と野鳥」に関する発表でした。中野島附近は2019年の台風第19号の増水により、草木が流されるなどの被害がありましたが、1年後には植生の復活に合わせて、アゲハチョウやツマキチョウ等の昆虫の種類と数が回復していきました。また、蜂は大きく分けて攻撃的な蜂(Wasp(Hornet))と温和な蜂(主にBee)がおり、河川敷にはどちらもたくさんの種類がいることをご解説いただきました。そして、ツバメと、ツバメの天敵であるツミ(猛禽類)の決闘の写真や、滅多に見られないダイサギとカワウの直列飛行など、中野島附近で見られる野鳥の貴重な写真もご紹介いただきました。最後に、身近な生きものは知っているようで、思っていることと違うこと、びっくりすることが多々あるので、身近な生き物にも注目してほしいと力説されておりました。

集合写真

参加者数

Zoom 20名

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