慶應義塾高等学校校舎の屋上にある日吉アメダスの実物見学
平川 支部長「キミは屋久島を見たかッ!!」
屋久島といえば、日本国内では極めて降水量の多い場所である。
会員本人の旅行談として、屋久島の地形、植生、雨量計、施設、料理などの紹介があった。
現場、現物、本人を大切にする気象予報士でありたい、と結んだ。
小林 会員「最近の気象が景気と市場に与えた影響について」
気象と景気・市場シリーズの第4弾。
今回は、2014.12-2015.02の米国北東部を襲った寒波が、マーケットや
金融市場に影響を与えたかどうか、天候要因として十分説明できるもの
だったかどうかをデータで追っていった。
また、同時期の米国西海岸の干ばつ、2014.12のマレーシアの洪水が
与えた影響についても触れた。
梶原 会員「てりふり人形 はれ女、あめ男 の動きと天気」
前回2月の例会で展示した箱根土産の「てりふり人形」の3〜4月の観測成果を紹介。
雨量、湿度、実効湿度の観測データと照合して検証した。
実効湿度との対応がよかったものの、機器の性質上、人形の振る舞いには
実際の湿度に比べ半日の遅れがあることもわかった。
(休憩)
参加者全員自己紹介
当初予定よりも早く進行したため、空いた時間で参加者全員による
自己紹介を行なった。
藤井 会員「歴史に残る関東南部の高潮」
1680年、1902年、1917年、1949年に関東地方沿岸部を襲った高潮被害の
記録についての紹介。
高潮被害発生のメカニズム、被害の大きかった地域、産業への影響、
災害拡大の要因などに触れた。
千々木 会員「有志活動団体「気象防災倶楽部」の結成について」
独自に立ち上げを検討している有志活動団体の結成および活動方針に
ついての紹介があった。
松本 会員「チリのALMAに行ってきた」
南米チリの標高5,000m以上のところにあるALMA天文台での研修の記録と、
周囲の環境、望遠鏡で得られた観測成果の紹介があった。
現地(気圧)の空気を入れたペットボトルの実物紹介もあった。
島田 会員「元町BPの2015年度の活動について」
神奈川支部では、横浜地方気象台様との協同で2010年度より
元町防災プロジェクトを行っている。
同プロジェクトの2010年度から2014年度までの活動報告、今年度の担当者紹介、
7月に予定されている新規講師リハーサルの案内があった。
例会参加者のうち数名が立候補し、リハーサルを受ける予定。
写真撮影
寅さん
懇親会では、会員の近況報告や今後していきたいこと、
台風に関するはなしなどで大きく盛り上がった。
例会50名(懇親会40名)
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