第99回例会
日時:2016年12月10日(土) 13:00〜16:50
場所:広島市まちづくり市民交流プラザ会議室C
内容:
1.事務連絡
1)支部連絡会議の報告(中野支部長):イベントに関する新規MLについて,WEBのリニューアル
2)次回例会(第100回例会):
2017年3月4日(土)13:00〜17:00、広島市まちづくり市民交流プラザ3F 会議室B
記念講演:下山紀夫先生(天気予報の作り方(仮))
3)第101回例会・第9回総会・春の案内会の実施:
2017年4月15日(土)広島市西区民文化センター 小会議室2
4)協議事項:来期 役員人選、行事予定など
2.出前講座:「土砂災害と砂防の話}(中国地方整備局 河川部 川本氏)
要旨:日本は、土砂災害との共存を運命づけられた唯一の先進国
(理由:火山地帯、地震多発地、豪雨、脆弱な地質)
土砂災害は、土石流、斜面崩壊、地滑り、雪崩など。
最近の地殻変動の活発化、地球温暖化に豪雨の多発などにより、土砂災害が増加している。
土砂災害への対策について、ハードとソフトの面から観てゆく。
ハード:砂防堰堤の設置(流速低減、流出土砂削減、その他)
ソフト:土砂災害警戒区域・特別警戒区域の設定
ハザードマップの改善拡充と普及の徹底。
最後に、2014年8月20日の広島土砂災害時の中国地方整備局の対応とその後の対策について
話された。
3.話題提供(杉原会員)
・「"愛媛の気象"とことん味わい隊」参加と肱川あらし現地見学報告、と福山の霧 11月20日の事例報告
1)9月24日〜25日に参加したよんまる会イベントの報告をおこなった。
1日目は、松山在住メンバーの案内で松山城に登り、松山の地形と気候の概要を説明してもらった。
その後、場所を移し、四国支部愛媛部会の方々との交流会、夜は懇親会と続き、交流を深めるとともに様々な情報交換を行うことができた。
2日目は本隊とは別行動で、肱川あらしで有名な大洲市の地理、地形を見学に行った。
肱川あらしは、大洲盆地で発生する放射霧が肱川のV字谷を流下し、河口付近で発生する蒸気霧との複合で発生するものだが、現地を見学することで、独特の地形と気象が生み出す珍しい現象への理解を深めることができた。
案内していただいた一(はじめ)四国支部長のご厚意に感謝いたします。
2)11月20日に神辺平野で発生した放射霧が、福山市街方面に流れ出す様子を神辺城跡から観察できたので、報告をおこなった。さらに継続して事例を収集したい。
4.天気図検討会
3班に分かれて。翌日の広島市の天気と最高・最低気温を予想した。
5.懇親会:座和民にて参加者7名。
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例会後の記念撮影