第94回例会
日時:2016年2月27日(土)13:00〜17:00
会場:広島市まちづくり市民交流プラザ3F 会議室A
参加者:10名
内容:
1.事務連絡
@これからの予定
4月23日(土):次回例会(総会・案内会併催)、5月29日(日):江波山気象館フェア
A今年度活動実績
来年度行動計画案の検討
勉強会(出前講座:気象台、中国地方整備局):回数を増やす様にとの要望あり
アメダス見学会:春と秋に予定
技能講習会:最新の予報技術、特論共に呼んできたい。
予報士会からの出前講座も検討しては?ホームページで公告を
その他、サイエントカフェを広島でも、ラジヲゾンデの打ち上げを見てみたいとの要望あり
2.話題提供
@ アメダスデータ利用の具体例:合理式による流出量計算」:渡辺会員
前回話題提供した「確率雨量の作成」の応用例として、広島地域を例に、計画降雨と洪水流出 について説明した。
<内容>
・流域からの流出モデルとして 合理式、及び 貯留関数法を基に、以下の説明をした。
モデル化の考え方、モデル式、式を構成する定数の中身と設定の仕方、計算法、モデルの検証法
計画規模の設定、確率降雨式・計画降雨分布の作り方、適合度、各々の計算事例
A 山陰支部例会に参加して:江津市とバイオマス発電:坂本会員
昨年11月28日、島根県江津市で行われた山陰支部例会に参加した報告。
江津市の紹介(地形、地質、気候)、江の川は何故、河口に沖積地の発達が悪いか?・・・河口から海への傾斜がきつい、中流域での侵食量が少ないなど。
島根県西部の水害の歴史・・・平成25年8月の水害を詳しく。
例会のメインである、バイオマス発電所見学の模様と、立地条件の考察など、また、島根県における再生可能エネルギーの取り組みの紹介。
B 昨年の気象を振り返って:中野会員
昨年(2015年)の広島市の年間平均気温、年間降水量、年間日射時間をみると平年並みだった。
しかし、月ごとの変動は大きかった。平均気温で見ると5月(観測史上2位)、11月(観測史上2位)、12月がかなり高く、1月、3月、4月が高く、6月?9月が低かった。
暖冬冷夏であり、エルニーニョの影響があると思われるが冬季については北極振動(AOプラス)の影響もあると思われる。
降水量については1月、11月(30年間で1位、観測史上2位)、12月がかなり多く、2月がかなり少なかった。
3.天気図検討会(2/28(日)の広島市の天気)
まず、前回の例会の天気図検討会の反省を行い、3班に分かれて2月28日(日)の天気と最高気温、最低気温を予想
4.懇親会
「ぶあいそ博多、本通り店」 参加者8名、気象の話や雑談で盛り上がりました。
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例会後の記念撮影