広島県支部第92回例会
第90回広島県支部例会 日時:2015年6月27日(土) 13:00〜17:00 場所:広島市まちづくり市民交流プラザ 会議室C
参加者:7名
1.事務連絡 ・気象記念日イベント(於:江波山気象館)の報告 ・提示役員総会:本部役員、ブロック理事の改選の報告 ・中四国合同ブロック例会:8月22日(土)13:00〜17:00 於 エフピコRim 7F 福山市ものづくり交流館 ・技能講習会への応募:11月の土曜日を候補日とする。 ・天気図検討会の充実:検討結果を次回例会で検証する。
2.話題提供 @「気仙沼出張報告」(田中隆司会員) 1年間、気仙沼復興事業の一環として、補償コンサルタントとしての業務を行った。 防潮堤構築や、漁港整備のの為の用地交渉が主な仕事。復興はまだ途上であるが、 現地の人々とお話が出来て良かった。なお、休みの日に宮城県内のアメダスのほとん どを訪れた。
A「今年の2月20米国の低温について」(中野孝一会員) 内容は今年2月20日に米国東部を襲った歴史的寒波について地上&高層天気図をもと に分析した。北米大陸はロッキー山脈の影響で寒気の流れが極東と異なること、その ため西部、中部、東部で気温分布に特徴があることがわかりました。また米国東部は 大陸性で放射冷却のため気温が下がり、一方同緯度の秋田は日本海の影響と曇天のた め気温が高いことがわかりました。
B「明治・大正・昭和初期に起きた鳥取県勝田川の災害」(坂本) 赤碕町(現、鳥取県東伯郡琴浦町)誌の風水害の項に、勝田川に関する、明治26年、 大正7年、昭和9年の記述を見つけた。そこで、勝田川の地形・地質を概観し、古い 天気図や新聞記事等をつかって、それぞれ検討してみた。その結果、この三つの時期 の災害は、同じように、沖縄〜四国沖〜若狭湾を抜ける台風のせいであることが分かった。
4.天気図検討会 6月28日(日)の天気・最高気温・最低気温を二つのグループに分かれて検討した。 A班:晴れ、朝のうち一時曇り 最低気温19℃ 最高気温30℃ B班:晴れ、朝のうち曇り 最低気温20℃ 最高気温29℃
5.懇親会 参加者5名