日時:2012年9月1日(土)13時〜17時
場所:広島市まちづくり市民交流プラザ 会議室B
出席人数(例会=9名、懇親会=4名)
内容:
1.. 話題提供 「海防艦志賀の生涯〜戦争,気象観測そして公民館へ」
千葉県支部の濱野さんから話題提供をしていただきました。
千葉市美浜区こじま公園に放置され、最終的に解体された海上保安庁練習船
「こじま」の生涯について説明してもらいました。
当船は海防艦「志賀」として誕生→戦後米軍専用船→定点気象観測船→海上保安庁
練習船「こじま」→ 千葉市海洋公民館 → 解体
という数奇な遍歴をたどりました。
酷暑との戦い、台風でも逃げられないなど、定点気象観測の過酷さも改めて認識できました。
2.意見交換
(1) 5月6日に発生した筑波市の竜巻について」
地上天気図、高層天気図、SATAIDでのGSMデータ、アメダス局地図をもとに
竜巻発生要因を例会出席者で意見交換しました。
(2) 「今年の梅雨・夏の天気」
坂本さんから「昨年と比較してこの夏の最低気温が高いのは水蒸気圧が高いため」
という指摘がデータをもとにありました。
昨年と今年の7月、8月について福岡の高層での温位、相当温位データを比較されています。
温位、相当温位の急激な上昇から梅雨明けは7月22、23日がいいのではという提言もありました。
中野から6月、7月、8月の気温、降水量、日照時間について説明しました。
また、地上天気図、高層天気図、SATAIDでのGSMデータで7月3日広島大雨、
7月12日阿蘇大雨について要因を例会出席者で意見交換しました。
3.天気図検討会
2グループに分かれて、9/2の広島市の天気を予報しました
Aチーム)くもり 最高気温:32度 最低気温:26度
Bチーム)くもり時々晴れ一時雨 最高気温:31度 最低気温:24度