広島県支部第68回例会報告
ホーム

日時: 10月22日(土) 13時〜17時
場所: 広島市東区民センター中会議室 中会議室
参加人数: 14名(うち初参加2名


内容
  1.    自己紹介
  2名の初参加の方がいらっしゃったこともあり、
   全員で簡単な自己紹介を行いました。

 2.新規合格者のための日本気象予報士会2011秋
案内会(中野さん)

   日本気象予報士会や広島県支部の活動について、スライドを使用しながら
   説明がありました。
   気象情報の無料提供などの会員向けサービスや、「有志活動団体」があることなども紹介されました。

 3.「局地的大雨等の被害軽減に向けた取組」打ち合わせ報告(中野さん)
    広島地方気象台との打ち合わせ(10/2開催)内容についての報告・説明がありました。

   ・役割分担は、気象予報士が“自助”(一般市民対象)の部分を、気象台が共助(地域)と公助(防災担当)の部分を担当する。
   ・当面は気象台の出前講座に乗っかり、共通の認識を持つために、まずは予報士が気象台の出前講座を見学する。
   ・プロジェクト名は「鯉城プロジェクト」とする。
   ・出前講座は春〜夏にあるので、気象台から予報士会に連絡するなどして、今後の予定を調整するとのことでした。



 4.気象台出前講座
   「気象台が発表する防災気象情報とその情報ができるまでのプロセス」など
(講師:広島地方気象台 川北予報官) 

   広島地方気象台から川北予報官にお越しいただき、気象台が発表する防災気象情報について
   ご説明いただきました。

    広島県や県内各自治体に“記録的短時間大雨情報”などの大雨に関する情報が
    発表される際の基準値の紹介や、“土砂災害警戒情報”についての説明など、
    身近な気象災害に関する話も盛り込まれた内容でした。
    また、引き続いて広島県支部メンバーからの気象に関する事前の質問
    (以下の4つ)に対してもご回答いただきました。

   
      @H23台風6号の進路
      AH23台風12号の暴風警報
      B台風の強風域の決め方
      CH22の庄原豪雨の発生要因

    身近で関心の高い話題が多く、講演後にはメンバーから多数の質問があり、活発に質疑応答がされました。

   

 .話題提供
   
「地域コミュニティでの減災対策の現状と課題」(田中さん)

    地域コミュニティ(行政、住民、大学、NPO)による減災への取組について、
     熊本大学で担当されていた田中さんから、プロジェクトの
事例紹介がありました。


    一方向では伝わりにくいという災害情報の伝達における課題に対して、地域のニーズを
   細かく把握し、危機管理のPDCAサイクルを回しながら、
オーダーメイドの対策を立てていくことが
   重要であることなどを、
データや写真を交えながら説明・紹介されました。
   メンバーからは、地域社会への防災情報の発信方法などについての質問があり、
   田中さんから回答していただきました。

 6
.天気図検討会     
   
    翌日(10/23)の広島市の天気を、各種天気図・衛星画像などを用いて予想しました。
   日曜の朝、最初は晴れの1日になるかと思ったものの・・・日中は雲が多く、また気温は24時に17.8℃を記録しました。



    Aチーム 晴れ             最高気温:23℃ 最低気温:15℃
     Bチーム 曇り(9時頃まで)のち晴れ  最高気温:23℃ 最低気温:17℃
    Cチーム 朝まで曇りのち晴れ
      最高気温:24℃ 最低気温:16℃

     結果は・・・曇り時々晴れ    最高気温 24.5℃  最低気温 18.7℃(23日6時前後の記録値を採用)

 .懇親会  

  例会終了後、広島駅前の「だんまや水産」で懇親会を行いました。(8名参加)
  アルコール派、ノンアルコール派の派閥に関係なく、3時間にもわたって大いに盛り上がりました。

  次回第69回例会予定
  日時: 平成231217日(土)13:0017:00
  場所: 広島市東区民文化センター 大広間            
                               今回の報告は土田でした                      活動報告一覧へ