このページは表示文字サイズ中でご覧ください
東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
***********************************************************************
【広島県支部第64回例会報告】
日時:3月19日(土)13時〜17時
場所:広島市まちづくり市民交流プラザ 南棟 4F 会議室C
参加人数:7人(内1人は震災支援業務のため途中退席)
内容:
1.今回の例会は年度末であることや震災の支援業務に関わっている会員もいて参加者が少なかったので
会場準備をしつつ近況報告などを行ないました。受験勉強のため1年半ぶりに参加された会員の合格を
お祝いするとともに東京都内で地震に遭遇された時の様子などもお聞きすることができました。
2.連絡事項
支部連絡会議の参加費についての支部役員での協議結果を報告しました。
3.協議事項 その他
1)4月に開催される広島県支部総会にむけて
改選時期をむかえる支部役員の選出,予算案について協議しました。
2)メーリングリストの活性化について
MLに疑問点などを投稿しても返信が少なく会員相互の情報交換としてのMLの役割が十分に
機能していないとの指摘があり,MLに気軽に発言していただくようまた疑問点や気づいたことを
積極的に投稿していただくよう呼びかけることにしました。
3)例会の新しいプログラム 『フリートーク』について
日々の予報の中での疑問点などを気軽に話し合える時間が欲しいとの声があり,次回例会から
プログラムに30分〜60分のフリートークの時間を取り入れることにしました。
4)地元気象台との連携について
地元気象台との連携,情報共有にむけて広島県支部として積極的に取り組んでほしいとの
要望がありました。
5)お天気なんでもQ&Aについて
次年度中にはHPに掲載できるよう協力を呼びかけることにしました。
4.話題提供
1)今冬の降雪について(中野さん)
この冬は年末の山陰での記録的な大雪に続き,1月にも中国地方では11地点で,月最深積雪の
最大値を更新するなど降雪量の多い冬になっていることから,八幡,大朝,高野の広島県内3地点の他
米子,鳥取,津山の降雪量データ(最長62年分)を月別,年別に検討し報告されました。
寒候期降雪量の合計は津山以外では最近では2006年に次ぐ多さ,月降雪合計Max量も津山以外は
多く最近ではトップレベル,日降雪Max量は高野,大朝以外は多く,特に米子では異常に多かったことが
わかりました。原因については,JPCZや寒冷渦などの影響が考えられるが今後解析をすすめていきたいとのことです。
2)平成22年度第2回気象予報士試験学科試験(専門知識)に挑戦(大平さん)
これはばっちり!という問題から,え〜どうだったっけ? これって??? ひぇー難しい〜
という問題まで,久々に頭を使いました。楽しい時間を過ごしつつ基礎知識の復習にもなりました。
今後も続けてほしいと思います。
5.天気図検討会
天気図(18日21時初期値の各種天気図),リアルタイムの衛星画像,解析雨量等を利用し
20日(日)の天気を予想しました。雨の降り始め時刻,止む時刻,降水の程度がポイントになりました。