一般社団法人日本気象予報士会広島県支部
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虹(にじ)のおはなし

日 時:201173日(日)13301600
場 所:江波山気象館 オリエンテーションルーム
参加者:児童・生徒 23 (小4:12人  小5:7人 小6:3人 中3:1人) 

1.虹のおはなし

   日常で目にすることが出来るさまざまな光学現象の写真を見ました。
 虹、環天頂アーク、タンジェントアークなど、日頃から空を見上げていなければ出会えない珍しい現象もあり
 みんな興味深そうにお話を聞いていました。

 そのあと、虹はどうしてできるのか、を勉強しました。光の屈折や反射など、少し難しいお話もありましたが
 みんな一生懸命学びました。

     

2.簡易分光器の工作

  黒ケント紙とCDを使った簡易分光器を作りました。黒ケント紙を
 印刷された型に沿って切り取り、その中に小さく切断した
 CDを貼り付け、箱状に仕上げました。
 箱に隙間が出来ないように作るのは難しそうでしたがみんなきちんと
 作れていて感心しました。
 空の虹とはでき方が違いますが、蛍光灯や懐中電灯などを当てて箱を
 のぞけばきれいな虹色が見え歓声が上がっていました。


 他にも、水を入れたペットボトル、虫眼鏡、プリズム、虹ビーズなど、日常にあるいろいろなもので
 虹が見えるということも学びました。

        


3.天気予報のつくりかた  

  テレビでの天気予報はどんな事を伝えているのか、
  そして、天気予報をするために必要な資料には地上天気図・衛星画像
  レーダー画像というものがあり、それらの見方などを学びました。

4.天気予報をつくってみよう

2日前からの地上天気図・衛星画像・レーダー画像、そして当日夜と翌日の予想天気図を見ながら
各グループで話し合い、翌日の天気を予想しました。

屋上へ今の空模様を見に行ったり、低気圧や高気圧に色をぬったり、それぞれ気象予報士の指導の下
考えを巡らせていました。

      

5.こども天気予報

各グループごとに前へ出て発表です。それぞれが真剣に悩んで考えた原稿を持ち、緊張しながらも一人ずつ自分の言葉で一生懸命発表しました。
予想は梅雨前線が西日本に近付きつつあるということもあり、ほとんどのグループが天気は下り坂で雨になると
いうものでした。雨の降り始めがいつになるのか、様々な意見がありました。

傘を持って行きましょう、などの生活情報以外にも、大人顔負けのとても詳しい解説をしてくれたり、グループによっては梅雨明けの予想まで出てとても驚きました。
最後に全員に受講証明書が渡され、終了しました。

        
 

天気に興味がないと言っていたこども達も楽しんでくれた様子で,
とても有意義な時間になったと思います。
        〜今回の報告は藤永でした〜
 

天気予報にチャレンジ! (第8回子ども天気予報)
企画・運営:一般社団法人日本気象予報士会広島県支部 (気象予報士10名参加)
     
主催 : 広島市江波山気象館     後援 : 一般財団法人日本気象協会                   こども天気予報TOPへ