第128回例会
日時:2022年6月25日(土)13:30〜17:00
場所:広島市西区民文化センター 大会議室C + Zoom
参加者:22名(広島県支部13名[うちZoom7名]、他支部7名[Zoom]、広島地方気象台2名[Zoom])

内容:
1. 事務連絡、自己紹介/近況報告

2. 講演(広島地方気象台)
(1) 新しい季節予報支援資料の見方(部田技術専門官 様)
・昨年12月の週間天気予報解説資料のビジュアル化に加え、今年4月からは季節予報支援資料も変更されたので、1か月予報、3か月予報、暖候期予報の各種資料について見方など詳しい説明をしていただいた。

(2) 天気図上で前線を表記する時/しない時(2, 3は廣尾観測予報管理官 様)
・前線表現の具体的な目安として、
 - フロントジェネシス(前線形成)の場であること。
 - 前線系の水平スケールが1000km程度以上あること。
 - 時間スケールが1日程度以上持続すること。
など、支部員からの事前質問に対して解説していただいた。

(3) 広島市の気象警報等の発表区域変更における背景、期待される効果
・今年3月24日から、広島市の警報・注意報を、区ごとに発表するよう変更された。背景としては、広島市から、長年にわたり警報・注意報発表区域の細分化について要望があった。
・本当に危険な地域住民の避難行動を支援できる(不要な避難行動が減る)など効果が期待される。
               
3. 話題提供
(1) 2020年7月6日から8日にかけての愛媛県南予北部と中予の大雨の成因について(四国支部 一 会員)
・2020年7月6日から8日にかけての南予北部から中予にかけての大雨の成因解析に取り組んでいる。
・降水量と水蒸気輸送量の推移、地上風の収束・発散等に注目して解析中であるが、一筋縄ではいかない、とのこと。

4. こども天気予報について協議
・以前、支部有志が江波山気象館で実施していた「こども天気予報」の再開を目指し、協議を行った。

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