第106回例会
日時:2018年2月24日(土) 13:00〜17:00
場所:広島市東区民文化センター 工作自習室
参加者:9名

内容:
1.事務連絡

2.話題提供
1)「気象ビジネス推進コンソーシアム」 山内会員
平成29年10月に大阪で行われた【第1回気象ビジネス推進コンソーシアムセミナーin大阪]に出席。その時の所感。
・気象庁の本気度は高い。
・気象ビジネス推進コンソーシアムは、場作りが中心。熱意を持った企業・団体を中心にコミュニティが形成され、新たなビジネスが生まれるものと思われる。
・IoT、AI等の技術の進歩により、飛躍的な生産性向上につながる可能性がある。

2)「週間天気予報の7日先の予報と実況」  下井会員
広島県南部の7日先の天気、降水確率と広島市の気温について、2016年12月12日〜2017年3月24日の状況について検証。
・今回検証した限りでは天気、気温ともに約8割的中。信頼に値するようである。
・3月は途中までではあるが天気、気温ともに冬季よりも制度が良い。

3)「広島県の霧について」  中野会員
・10年間のアメダスデータから福山、広島、呉について以下のことが言える。
 福山の霧の日数は、広島・呉の約2倍。霧発生の月は地域性があってバラバラ。
 広島市中区の霧発生時間帯は朝が約半数となり、未明から昼前までで9割を占める。夕方は霧発生なし。
・2015、2016年の霧発生9ケースのデータをもとに広島市中区の霧発生の条件をまとめた。
 @湿度が高い A雨が降っているか少し前に雨が上がっている
 B前線系は気温は平年より高め、冬型系は低め C未明から昼前

4)「都市の暑さを抑える」  坂本会員
近年、都市の暑さの抑制、大気汚染の軽減を図るための「クリマアトラス」をつかった都市計画にについて紹介した。
気温・風向などのデータを地図上に展開し、気象現況図集(クリマアトラス)を作成、「風の道」を確保すべく都市計画を行う。
クリマアトラスの作り方は仙台市、都市計画はシュツットガルト市、横浜市の例を提示した。

3.天気図検討会
2018年2月25日(日)の広島市の天気を、各々が予想し発表。
  
4.懇親会

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