日時:2021年1月31
開催形式ZOOMによるオンライン

1月31日の東京支部例会につきましては、東京管区気象台のご厚意により「東京管区気象台アワー」として貴重なお話を賜りました。

参加者は98名(含む東京管区気象台の2名)となり、Zoom利用のオンライン形式とはいえ、東京支部例会の中では2番目のものとなりました。

東京防災MLは引き続き参加者を募集しております。
三浦調整官は、防災対応チームの一員として、全国各地で発生した気象災害でも現場検証などに従事されていらっしゃいます。東京防災MLは東京都内だけを射程にしたものではありません。

    テーマ「東京管区気象台アワー」
    講演1:「防災知識の普及啓発の取組み等について」
    講演者:情報利用推進係長 鈴木貴 様
    講演2:「防災気象情報に係る令和2年度以降の改善」
    講演者:地域防災対策支援調整官 三浦郁夫 様

鈴木係長からは、ありがたいご提案もいただきました。東京防災MLでの今後の情報提供として、以下のものです。

今後、東京防災MLをひとつのハブとして活用していくよう動いていきます。
   * 普及啓発(出前講座・講演等)をやってみたい方
   * 気象台が行う「(自治体職員向け)気象防災ワークショップ」への参加・見学
   * 気象防災アドバイザー・既に自治体所属の予報士(それに限らず)への勉強会:最新の防災気象情報の取組等
   * 気象データの産業(ビジネス利用)に興味がある方:WXBCの情報提供・気象データ分析チャレンジ等
 * その他、連携の可能性

また、三浦調整官からは、「記録的短時間大雨情報の改善」「特別警報での台風の強さ・大きさの尺度についての改善」など、これに至る議論を含めてご教授いただき、参加者全員の理解が大きく進んだと確信しております。また、ワークショップやe ラーニング的な手法についても、われわれとしても是非参考にしてみたいと強く感じたものでした。

16時30分以降は懇談会となり、「台風の予報はアンサンブル結果でなく、なぜ予報円が続くのか」「生物季節観測は今後どうなるのか」などの話題についても、語り合うことができました。

お二方が当日利用しましたプレゼン資料につきましては、同気象台の度重なるご厚意により、東京防災MLにて期限付きでダウンロード可能になりました。

(文:田家 康
日本気象予報士会東京支部 第68回会合
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