平成24年7月26日(木)に富山地方気象台で開催された「気象台へ行こう!」(気象台施設開放)に、北陸支部会員有志がお手伝い協力しましたので、その模様を報告します。
行事名: 「気象台へ行こう!」
〜見てみよう、体験してみよう、気象台のお仕事〜
午前:施設開放「気象台へ行こう」
日時: 2012年7月26日(木) 8:50〜12:45
(イベント開催時間は9:00〜11:30)
場所: 気象庁 富山地方気象台
(富山県富山市石坂2415)
協力者:(日本気象予報士会として)
富山県・・・斉藤、松島、島崎
石川県・・・北村、山西、山田、平松
以上、協力7名(順不同、敬称略。気象台職員の方は除く。)
内容:
当日の富山の最高気温が35度を超える猛暑日となる中、
神通川のほとりにある富山地方気象台で施設開放の行事が開催
されました。協力要員の気象予報士7人は朝8:50に集合し、
富山地方気象台長さんにご挨拶の後、1階と2階に分かれて
気象実験の補助をしました。1階の実験コーナーでは、
ペットボトル雲やペットボトル竜巻の実験、計測震度計や
液状化現象の実験、空気砲実験や虹を作る工作、風速計実験を担当し、
2階の紙工作コーナーでは雪の結晶の切り紙や固有振動(共振)の
紙工作を子供たちに指導しました。晴れて日差しの強い日でしたが、
午前中だけでも気象台の近所に住む親子連れ70名が訪れ、
さまざまな気象実験を興味深そうに体験していました。
午前の部が終了後、協力した気象予報士は気象台で用意して
下さった昼食のお弁当をご馳走になった後、3階の現業室と
屋上の風速計等を見学させて頂きました。単独庁舎である
富山地方気象台の屋上からは、富山市内中心部はもちろん、
気象条件がよければ立山連峰がはっきりと見えるようです。
なお、午後の部の科学教室「気象台へ行こう」(富山市科学博物館
主催の団体見学)でも、60名を超える親子連れが気象台を訪れ、
現業室や露場の見学、気象実験や工作、「はれるん」ビデオ鑑賞などで、
気象に対する理解や関心を深めたようです。
(「はれるん」が手に持っている緑色の棒を、ネギと言ったのは誰だ!)
ペットボトル雲・竜巻実験 | 雪結晶切り紙・固有振動工作 |
以上、お手伝い協力の機会を与えて下さった富山地方気象台の皆様へ、
この場をお借りして深く御礼申し上げます。
なお、この事業には一般財団法人日本気象協会の公益目的支出から
活動資金の助成を受けています。記して謝意を表します。