富山地方気象台(手前が露場) |
平成23年7月28日(木)に富山地方気象台で開催された「気象台へ行こう!」(気象台施設見学)に、北陸支部会員有志がお手伝い協力しましたので、その模様を報告します。
行事名: 「気象台へ行こう!」
〜見てみよう、体験してみよう、気象台のお仕事〜
午前の部「気象台を見てみよう」(気象台施設見学)
日時: 2011年7月28日(木) 8:45〜13:00
(午前の部イベント開催時間は9:00〜12:00頃)
場所: 気象庁 富山地方気象台
(富山県富山市石坂2415)
協力者:(日本気象予報士会として):
富山県・・・松島、島崎、(平島)
石川県・・・山田、平松
以上、協力4名、応援1名(順不同、敬称略。気象台職員の方は除く。)
大活躍の はれるん |
内容:
富山では前日から明け方の大雨に伴い、県内の一部に大雨警報が発表されたため、行事予定の一部を変更して見学会が開催されました。
気象予報士は朝8:45に気象台へ集合し、簡単な打ち合わせの後、1階の実験コーナーでペットボトル雲やペットボトル竜巻の実験と、2階の紙工作コーナーで雪結晶切り紙や固有周期折り紙の工作指導を担当しました。小・中学校が夏休みに入ったこともあり、午前中だけでも気象台の近所をはじめ富山県内各地から、子供たちや親子連れ、ご年配の方々まで約80名以上が訪れました。現業室見学は残念ながら中止となりましたが、雨の合間の露場見学、1階実験コーナーの竜巻、震度計、液状化実験、2階の折り紙や切り紙は好評のようで、熱心に実験や工作に取り組む子供たちとそのお母さんが見受けられました。また、お天気相談コーナーで専門的な質問をする子供が数名おり、将来の気象予報士か気象台職員の誕生が期待されます。
予定時間を若干過ぎて午前の部が終了後、協力した気象予報士は気象台で用意して下さった昼食のお弁当をご馳走になってから、解散しました。
なお、午後の部の科学教室「気象台へ行こう」(富山市科学博物館主催の団体見学)でも、60名近い親子連れが気象台を訪れ、露場見学、実験コーナー、折り紙工作などで、気象台への理解を深めたようです。
ペットボトル竜巻実験 | 雪結晶切り紙工作 |
以上、お手伝い協力の機会を与えて下さいました富山地方気象台の方々へ、この場をお借りして深く御礼申し上げます。
なお、この事業には一般財団法人日本気象協会の公益目的支出から活動資金の助成を受けています。記して謝意を表します。
また、通勤途中にお立ち寄り下さり写真撮影で活躍された平島さん、どうもありがとうございました。
お手伝い協力メンバー 左から平松、島崎さん、山田さん、松島さん |