第48回波浪研究会
1.日時:令和2年5月9日(土)〜(16日(日))
2.場所:通信方式
3.参加:合計36名(男性30名,女性6名)(初参加者16名)
4.勉強会概要
(1)講義 波浪の計算方法
(2)波浪推定演習 2020年1月27日〜28日の室戸岬沖の波浪
(3)解答の計算事例と解説
5.配布資料の内容
(1)波浪予報勉強会資料
- 波浪推定のテキスト「波浪計算」pdf版
- 講義資料「波の推定」(ナレーション入り)(パワーポイント版スライドショー形式および動画:mp4)
(2)天気図と課題(pdf)
- 天気図 ASAS 2020FEB20.00Z〜28.18Z
- 回答する課題と回答要領
(3)解答計算例と解説
- 計算事例(パワーポイント版およびpdf)
- 解説(パワーポイント版スライドショー形式)
(4)参考資料
- 港湾工事と波浪予報((パワーポイント版スライドショー形式およびpdf)
- 台風1915号による本牧の波浪(同上)
6.通信形式での開催
(1)当初は通常方式を計画したが新型コロナ対応の自粛要請により通信制に切り替えた。
(2)通信方式は、予報士会のダウンロードサイトからのダウンロードとした。
- 参加者の通信環境や勉強場所・時間帯を多様に出来る様にした。
- パワーポイントや動画とpdfを併用しソフトの対応を増やした。
- 参加者の場所の制限をなくした。→遠隔地の方が多数ご参加
(3)資料
- 印刷して詳しく見るテキストとPCで聴講する講義の2方面からの資料とした。
- 講義はナレーションで画面の説明を行った。
- 講義画面には説明する情報をきちんと入れて、言葉だけによる説明とはしなかった。
- 波浪モデルによる解説
課題はSMB法という手計算による方法ではあるが、波浪モデルによる数値計算の結果
も入れて、波浪・風浪の発達の様子を解説した。
(時系列の発達の様子が動画や風浪とうねりの分離などで良く理解できます。)
(4)開催期間
- 報告まで期間をおいたので繰り返して講義を聴講出来るようにした。
- 回答まで時間があったので教室よりも多くの質問が寄せられた。
(5)CPD
- 通信方式の開催に当たっては事前に、CPD担当幹事に相談しました。
- 現時点での回答は24名です。
7.おわりに
- 初めての通信方式での波浪研究会でした。
- 今回の経験を次回以降の研究会に役立てたいと思っています。