第39回波浪研究会 | |||||
1.日時:平成29年6月3日(土)13:00〜17:00 | |||||
2.場所:東京都中央区明石町区民館 5号室 | |||||
3.参加:合計15名(男性13名,女性2名)(初参加者1名) | |||||
4.勉強会概要 | |||||
(1)講義 波浪の計算方法 | |||||
<2)波浪推定演習 | |||||
1).演習テーマ;富山の寄り廻り波(2016年12月23-24日)の予想 2)実習 3)演習の解説 4)波浪モデルによる解説 | |||||
5.配布資料の内容 | |||||
(1)波浪予報勉強会資料(波浪推定) | |||||
(2)天気図 | |||||
使用した天気図 ASIA PACIFIC SURFACE WEATHER MAP 00Z 06Z 12Z 18Z 22ND DEC.2016 00Z 06Z 12Z 18Z 23ND DEC.2016 00Z 06Z 12Z 24TH DEC.2016 | |||||
(3)実習に必要な道具 | |||||
デバイダ、コンパス、定規、鉛筆、消しゴム、電卓、色鉛筆 | |||||
6.懇親会 | |||||
参加者 12人 | |||||
7.感想その他 | |||||
感想その1 今回は、うねりを中心にもたらされる波浪災害を中心に、 発生メカニズム、伝播メカニズム、増幅・減衰メカニズム の観点から考察し、被害の地域別発生格差、予想技術等に ついて実践的に学ぶことができた大変有意義な機会だった と考えます。 次回は、40回目の記念すべき会合であり、ちらっと漏れ聞 いたところ、11月中旬頃に台風をテーマに開催予定(あくま でも予定)との由でした。波浪も重要な気象予報のテーマで すので、是非、この機会に知見を深めるべく、多くの会員の 皆様の参加を期待する次第です。 懇親会:築地駅近隣の「笑笑」 研究会のテーマだった寄り廻り波のほか、情報漏洩事件、 今夏の気候、大洗実習の反省会(鮟鱇、お酒?)、様々な魚の 漁模様など、お店からタイムアウトのお告げがあるまで、気 象に纏わる幅広い話題で盛り上がりました。 感想その2 すでにその1様からご報告がありましたが、初心者枠でご指 名いただいたので、投稿させていただきます。 1.自己紹介 ・はじめに、参加者15名が簡単に自己紹介しました。 ・福井県小浜市、静岡県三島市など、遠方からの参加者もありました。 ・初参加は私の憶えている限りでは、三島市からいらした1名様のみでした。 ・私はすごく前(5〜6年前?)に一度参加していますので、初参加で はありませんが知識・技能はまっさら状態での参加となりました。 2.波浪計算方法の説明 ・講師からSMB法による波浪計算方法をご説明いただきました。 ・付いていくのが精一杯で、これからの実習時間を思うと、ものすごく 不安な心境でした。 3.波浪推定の演習 ・講師の説明が終わると同時に、皆さん、早速天気図に向かって料理し始めました。 ・部屋の後ろの方で、もう一人の講師が初参加〜希望者4名に特別講義 をしてくださいました。大変ほっといたしました。 ・今回は富山の寄り廻り波の予想ということで、閉じた日本海の波が対 象となるのでやりやすいとのお話しでした。 ・対象となる現象の抽出のしかた、計算方法について丁寧に教えていた だきました。理解できた気になっておりますが、次回は11月とのこと、 覚えていられるか心配です。 4.波浪推定の解説、寄り廻り波の説明、その他の新しい技術に関する話題 ・お二人の講師に解説していただきました。 ・富山湾は能登半島の陰になり、北西季節風であまり波が高くならない⇒ 北西季節風が収まったときに、北海道北西沖の低気圧からのうねりがやってくる⇒ うねりで周期が長く、浅水変形で波が高くなる+風波と合成されて高くなる というのが忘れた時にやってくる「寄り廻り波」の由縁だそうです。 ・気象庁HPの「知識」に風波とうねりのちがいなどが解説してあるので見てね、 とのことでしたが、この 記事 のことでしょうか。勉強します。 5.懇親会 ・大洗実習のお話しが印象的でした。次回は是非参加したい!そう思いました。 以上です。 | |||||