第34回波浪研究会 | |||||
1.日時:平成27年11月28日(土)13:00〜17:00 | |||||
2.場所:東京都中央区佃区民館 4号室 | |||||
3.参加:合計18名(男性15名,女性3名)(初参加者5名) | |||||
4.勉強会概要 | |||||
(1)講義 波浪の計算方法 | |||||
(3)波浪推定演習 | |||||
1).演習テーマ;台風1411号による8月9日の四国沖の波 2)実習 3)演習の解説 4)波浪モデルによる解説 | |||||
5.配布資料の内容 | |||||
(1)波浪予報勉強会資料(波浪推定) | |||||
(2)天気図 | |||||
使用した天気図 AASAS SURFACE ANALISYS 0800 0806 0812 0818 AUG.2014 0900 0906 0912 0918 AUG.2014 1000 AUG.2014 | |||||
(3)実習に必要な道具 | |||||
デバイダ、コンパス、定規、鉛筆、消しゴム、電卓、色鉛筆 | |||||
6.懇親会 | |||||
参加者 11人 | |||||
7.感想その他 | |||||
私が波浪研究会に参加させて頂きました経緯は たまたま日本気象予報士会のホームページを拝見した際に 波浪研究会の存在を知ったのがきっかけでした。 波への興味と資格の必要性から予報士にはなったものの 資格取得後の数年、学びを深めるような活動に参加したことはありませんでした。 また、予報士会の活動にも伺わず2年目で一度はこちら退会しておりました。 しかし、先日こちらの波浪研究会の存在をホームページで知り どうしても参加したく急ぎ予報士会への再登録申請と波浪研究会の参加申し込みを致しました。 4時間にも及ぶ研究会がどのような流れで行われるのか 自分の今の知識で伺っても大丈夫なものか、 参加前は期待と不安が入り混じるような状態でしたが 私のような初参加メンバーもサポートして下さるとても親切な研究会となっておりました。 今回の内容は 波の基本解説、波浪計算の手順、風場のとり方の解説を頂き 傾度風速の計算図表、SMB法による波浪余地曲線などを使いながら 2014年の台風11号の到達波高の最大値となる日時を推定する演習を行いました。 実習時間は慣れている皆さまはそのまま個人で予測作業に入られましたが 私を含む初参加3名と復習希望3名の計6名は別テーブルで更に丁寧な追加解説を頂きました。 このサポートは本当に助かりました。 趣味と仕事の関係でサーフィンという波レジャー関係の情報を扱う会社におりますが 普段は現場(海)の波の目視とビジュアル化されたチャートやグラフ系のツール そのあたりの利用と経験則頼みの見解で今までは波を推定しておりました。 今回、丁寧に初歩から1つ1つ教えて(サポート)頂きながらではありますが 自分の手元で手を動かしながら到達時刻や波高を数値として導き出すことが出来る感動は 今まで味わったことの無い大変有意義なものでした。 勉強不足、経験不足を痛感しつつも 次こそは自力で参加を全うできるよう勉強し直して挑みたい! と、既に次回が楽しみです。 研究会後の懇談会も初参加ながら暖かく迎えて頂き とても楽しく時間を過ごすことが出来ました。 本当に素敵な研究会を開催して下さりありがとうございます。 また、もしも波浪研究会の初参加を迷われている方がいらっしゃいましたら ぜひ来年は安心して一緒に波浪研究会でお会いできればと思います。 | |||||