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第30回波浪研究会

1.日時:平成26年5月31日(土)13:00〜17:00
2.場所:東京都中央区佃区民館 4号室
3.参加:合計10名(男性9名,女性2名)(初参加者1名)
4.勉強会概要
(1)講義 波浪の計算方法
(3)波浪推定演習
1).演習テーマ;2012年4月3日〜4日の秋田港沖の沖波
2)実習
3)演習の解説
5.配布資料の内容
(1)波浪予報勉強会資料(波浪推定)
(2)天気図
 使用した天気図
 ASAS SURFACE ANALYSIS
 00Z 06Z 12Z 18Z 07 FEB.2013
 00Z 06Z 12Z 18Z 08 FEB.2013
 00Z 06Z 12Z 09 FEB.2013<
(3)実習に必要な道具
 デバイダ、コンパス、定規、鉛筆、消しゴム、電卓、色鉛筆
6.懇親会
参加者 9人
7.感想その他
参加者の感想です。
(1) 波浪の計算方法の説明
講師会員Aによる波浪推定法(SMB法)の説明が行われ、普段あまり馴染みのない
”有義波法により波高と周期を求める図”などの使用法等を事細かに説明して頂き
ました。
(2) 波浪推定の実習
今年2月8日〜9日に関東地方に大雪をもたらした南岸低気圧に伴う波浪。
つまり大洗での観察会当日の波浪を地上天気図から推定しました。
なお、初めての参加者には、特別メニューで懇切丁寧な指導が為されていました。
(3) 波浪推定の解説
気象庁職員でもある講師会員Bにより予測モデルでの当日の予測値及び解析値が提示
され、実習での推定結果との比較検討がなされました。
(4) 話題提供(レイテ湾の高潮とタクロバンの現状)
昨年フィリピン(特にレイテ島)を襲った台風30号による高潮被害を実地に調査さ
れた講師会員Bより説明がありました。その中で現地の人々が津波予測には敏感だが、
高潮に関心が薄いせいか高潮予測への脅威度が低く、そのため大きな被害をもたらし
たそうです。
これを観るに予測技術もさることながら人々に実際感を持って予測結果を周知する
技術の重要性を再認識させられた講義でした。
4 別 法
会終了後。海鮮居酒屋「だんまや月島店」での反省会を兼ね懇親会で盛り上あがり、
その勢いて折角月島に来たのだからと”もんじゃ通り”に繰り出し、たらふく
もんじゃを堪能してお開きとなりました。長く充実した一日でした。

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