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第29回波浪研究会(大洗波浪観測会)

1.日時:平成26年2月8日(土)13:00〜9日(日)am
2.場所:茨城県大洗磯前神社付近の海岸および民宿旅館 白浜荘
3.参加:合計9人(男性7名+女性2名)
4.勉強会概要
<観測・例会>
(1)波波浪観測
(2)波浪講習
(3)懇親会 アンコウ鍋
(4)大洗マリンタワーからの観測(翌朝)
(5)内容と感想
(1)2/8は、記録的な大雪を降らせることになる南岸低気圧が接近している日でした。
大洗に到着してすぐ、大洗磯前神社から波の観測をしました。
神社は高台にあり、沖まで見渡せる絶好の位置にあります。
うねりが沖(東)から海岸(西)へ向かっているところに、風浪が左から右(北から南)
へ進んでいました。
浜辺での波浪観測では、うねりの破砕の向きが風浪の向きに一致している様子がわ
かりました。
ただ台風の接近を思わせる強風と降雪の中の観測は忘れることができません。
(2)白浜荘では講師の先生から波浪の計算方法を手元の資料に沿って説明して頂きました。
実技として、2/8〜2/9の波を7日の予想図を用いて推定しました。
大洗の波浪の原因となる低気圧を特定し、風速を見積ります。
風速と吹送距離、吹続時間から風浪の波高や周期、うねりの波高や到達時間を算出
します。
初めての参加でしたので、当然簡単に推定することはできません。
しかし、先生のつきっきりの指導のおかげで、なんとか推定することができました。
(3)懇親会では、アンコウ鍋を頂きましたが、アンコウ以外にも刺身などの海産物が
たくさん並んでいました。
しかし一番印象に残っているのは、地元の世話人様から勧めて頂いた日本酒の味でした。
(4)追記
 宴の後、同行の方に車で大洗駅まで送ってもらいました。大雪の中非常に助かりました。
しかし水戸駅に到着後、大雪による架線の切断やポイント故障で常磐線が復旧したのは
9時間後の午前5時過ぎでした。
報告者にとってハプニング続きの中での参加でしたが、
貴重な機会を提供して頂いた世話人、講師の方々、参加者の皆さん、ありがとう
ございました。
5.配布資料の内容
(1)波浪予報勉強会資料(波浪推定)
(2)天気図
 使用した天気図
 ASAS SURFACE ANALISYS
 
 
 
 
(3)実習に必要な道具
 ストップウオッチ、コンパス(磁針)
 デバイダ(またはコンパス)、定規、鉛筆、消しゴム、電卓、色鉛筆

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