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第24回波浪研究会

1.日時:平成24年6月2日(土)13:00〜17:00
2.場所:東京都中央区佃区民館 4号室
3.参加:合計16名(男性12名,女性4名)(初参加者5名)
4.勉強会概要
(1)講義 波浪の計算方法
風場の取り方、浪源での風速の推定、うねりの波高・周期・到達時間の推定について、
計算図表を用いた推定方法について、講師より説明していただいた。
(2)波浪計算ツールの紹介
(3)波浪推定演習
1).演習テーマ;高知県西部沖の波浪推定
  (2009年5月27日〜29日の事例)
2)実習
(i)経験者
 11年9月20〜21日台風第15号の太平洋沿岸通過時の、石廊崎でのうねりの推定を、
計算図表を用いて実習した。
(ii)初参加者
 11年9月20〜21日台風第15号の太平洋沿岸通過時の、四国沿岸でのうねりについて、
講師より個別指導を受けながら、計算図表を用いての推定方法を実習した。
(天気図から、風場をとり、その風場の緯度・気圧傾度・等圧線の曲率半径・吹走距離・
吹走時間が分かれば、計算図表から、その風場での風速が求まり、さらにその風場と
波浪の到達地点までの距離が分かれば、別の計算図表を用いて、到達地点でのうねりの
波高・周期・到達時間が求められることを実習した)
3)演習の解説
5.配布資料の内容
(1)波浪予報勉強会資料(波浪推定)
(2)天気図
 使用した天気図
 ASIA PAACIFIC SURFACE WEATHER MAP
 00Z 06Z 12Z 18Z 20TH SEP.2011
 00Z 06Z 12Z 18Z 21TH SEP.2009
(3)実習に必要な道具
 デバイダ、コンパス、定規、鉛筆、消しゴム、電卓、色鉛筆
6.懇親会
参加者 12人
7.感想
初参加での感想
・風場のとり方に戸惑いました。
・風場をとる、さらにはそこから求めた気圧傾度・等圧線の曲率半径・吹走距離等の値に
 個人差が出てしまい、戸惑ってしまった。
・それでも、計算図表を用いて、うねりの波高・周期・到達時間を求めると、その個人差も
 丸めらて、ほぼ同じような値になったのに、ビックリでした。
・今回は風場を一箇所だけに限定しての演習だったが、実際は複数の風場からの働きが
 あると思うので、次例会で学んでいきたい。

最後に
今回ご指導いただいた、講師・世話人の皆様、どうも有難うございました。
次回もよろしくお願いします。

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