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第5回波浪予想勉強会
  1.平成15年10月4日(土)13:00〜17:30
  2.場所:神奈川県立かながわ女性センター第3会議室(藤沢市江ノ島内)
  3.参加:21人(参加歴別:初/7人,2回/3人,3回/4人,4回/1人,5回/6人)
  4.勉強会概要
(1)沿岸の波浪特性と観測手法についての解説
(2) 日本付近の外洋波浪解析及び指定されたポイントの検討
a)グループごとに検討(4-グループ)
b)グループごとの発表と全体検討
c)講評と質疑応答
(3) 実際に波の観測
  5.配布資料の内容
(1)解説資料
・沿岸の波浪特性と観測手法(基礎的理論・沿岸での変形・観測)
・資料の見方(船舶・波浪計)
・気象庁波浪計設置位置図と波高推定表(Cos2乗則の場合)
・合成波高計算表
・風速,吹送距離・吹続時間から風浪を計算する図
・12時間後のうねり計算表(S.M.法)と図
(2)予報用資料(数値予報プロダクト他):年月省略
・04000UTC OCT.2003 SURFACE DATA(&拡大版)
・ASAS 010000UTC,020000UTC,030000UTC,040000UTC
・AWJP 010000UTC,020000UTC,030000UTC,040000UTC
・FWJP 040000UTC
・AWPN 010000UTC,020000UTC,030000UTC,040000UTC
・FWPN 040000UTC
・QUIKSCAT NRT Winds Oct 0109UTC,0120TTC,0209UTC,0220UTC
・FWJP02-04
・波浪観測データ(速報値)10月1日,2日,3日,4日
・相模湾等深線図
その他::オンラインで速報データを受信・印刷配布
  6.勉強会詳細
6.1 沿岸の波浪特性と観測手法についての解説
6.2 日本付近の外洋波浪解析及び指定されたポイントの検討
a)グループごとに検討(4-グループ)
b)グループごとの発表と全体検討
6.3 実際に波の観測
6.4 今回の内容の特徴・狙い
・観測実習のための基礎知識の習得
・江ノ島(藤沢)等のリアルタイム情報を使った予測
・現地で予測の確認
6.5 その他
(1)今回は神奈川予報士会との共催で実施し実際に現地で..ということで湘南海岸で実施しました。
(2)モバイルパソコンでの検索や持ち込んだプリンタでの印刷を使ってのリアルタイム予報
     (会員有志のご協力の賜です)
(3)今までの勉強会の経験を生かし自主的な解析作業(のはずでした)
(4)現地での観測:当日は、あいにくと天気に恵まれず静かな波であり、予測・観測とも制限のある結果になりました。
(巷では良い天気に恵まれて、運動会なんかも有ったようで..)
7.感想
 秋晴れの好日、江ノ島波浪予想勉強会に参加しました。
 以下、実施報告番外編、江ノ島ある記を・・・
 昼前に東京から湘南電車(死語?)で藤沢へ。途中の車窓からは運動会も見られました。藤沢で小田急に乗り換えたのが12時20分。12時30分の集合時間ギリギリだ、場所の地図持って来てないし、間に合わないかも、とちょっとヒヤヒヤでしたが、改札口で八木さんの顔を見つけて、ほっ。
 駅前から橋を渡って、自分にとって本当に久しぶりの江ノ島へ。トンビが飛び交う中、屋台の間を抜けると、観光地にはおよそ不似合いな立派な女性センターが出現。ここが今日の勉強会前半の場所でした。
 前半でのグループ検討では、ベテランの皆さん(でも波浪は初めて)のグループに入り、鋭い指摘が飛び交う中、感心しまくり。高野先生の、波の周期にも注目を、に、ナルホド・・・。
 後半は海岸へ出て実際に観測。うっすら見える大島や伊豆半島に真っ赤な夕日と景色は最高でしたが、波はとても静か。ううむ残念。ところが、入り江では割と高い波が観察でき、浅水変形を実感できました。
 場所を藤沢に移しての懇親会は、さらに楽しく、前後半とも参加しました。懇親会後半が終わったのが11時過ぎ、藤沢駅からの上り電車は東京行きは既に無く品川止まり。家に着いたときは日付が変わっていました。

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注)本報告は、勉強会出席者の参加報告を著者の了解を得て転載させて頂きました。
           

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