Dvorak Method ドボラック法 AZURE VRMN
ドボラック法による台風解析の試行  
 
Return to Top page 台風解析、解析手順・前提  CI数  Originated: 2005-08/29, Last Updated: 2005-09/02


★解析対象とした台風: T0513(TALIM)
初期(台風発生1日前)の画像、   2005年8月26日09JST、MTSAT-IR  MET=PT, PT=1.0, T=PT+0.5, CI=1.5 → [29kt、1002hPa] 画像なし。 台風発生時点の画像、   2005年8月27日09JST、MTSAT-IR  MET=MET+1.0=2.0, PT=2.0, T=PT+0.5=2.5, CI=2.5 → [43kt、993hPa] (この1日の発達は「標準」と判断し、MET+1.0 とした。) 1日経過後画像、2005年8月28日09JST、MTSAT-IR  MET=MET+1.0=3.0, PT=3.0, T=PT+0.5=3.5, CI=3.5 → [57kt、 981hPa] (この1日の発達は「標準」と判断し、MET+1.0 とした。) 2日経過後画像、2005年8月29日09JST、MTSAT-IR  MET=MET+1.0=4.0, PT=4.0, T=PT+0.5=4.5, CI=4.5 → [71kt、 965hPa] (この1日の発達は「標準」と判断し、MET+1.0 とした。) 3日経過後画像、2005年8月30日09JST、MTSAT-IR  MET=MET+1.5=5.5, PT=5.5, T=PT+0.5=6.0, CI=6.0 → [93kt、 937hPa] (この1日の発達は「速い」と判断し、MET+1.5 とした。) 4日経過後画像、2005年8月31日09JST、MTSAT-IR  MET=MET+0.0=5.5, PT=5.5, T=PT+0.5=6.0, CI=6.0 → [93kt、 937hPa] (この1日の発達は、IRにやや「衰弱」の傾向があり、最盛期は過ぎたものと判断した。しかし、 VISには依然として勢力が見られるので、総合的に「変化なし」と判断し、MET+0.0 とした。) 5日経過後画像、2005年9月01日09JST、MTSAT-IR  MET=MET-1.5=4.0, PT=4.0, T=PT=4.0, CI=T+0.5=4.5 → [71kt、 965hPa] (この1日の発達は、急速に「衰弱」と判断し、MET-1.50 とした。 PT数に対する"W"を境にしての温度補正(0.5)は、加算しないこととした。 眼は消滅し、雲分布は、「シアーパターン C」と判断した。 なお、 最終T数に対する下記拘束条件は満足していると判断した(*1)。 拘束条件番号(4)T数の時間変化は、T=>4で、24時間まで±2.5。拘束条件番号(5)T数=MET数±1.0以内 CI数は、CI数決定の法則により、「24時間で連続した減衰」とみなし、CI+0.5 とした(*2)。) 6日経過後画像、2005年9月02日09JST、MTSAT-IR  MET=MET-1.5=2.5, PT=2.5, T=PT=2.5, CI=T=2.5 → [43kt、 993hPa] (この1日の発達は、「急速な衰弱」と判断し、MET-1.5 とした。 雲分布は、「シアーパターン C」と判断した。 PT数に対する"W"を境にしての温度補正(0.5)は、加算しない。 なお、 最終T数に対する下記拘束条件は満足していると判断した(*1)。 CI数は、CI数決定の法則が、主として海洋上の台風強度の推定のために行われるため、 上陸後の強度推定にはこのCI数決定の法則を適用しないこととした(*2)。) (注記: *1 及び *2 は、理解不行き届きのため、まちがっているかも知れません。) 気象衛星画像及び天気図は気象庁のHPから引用させて頂きました。 台風TALIMは大陸に上陸したので、本日9月2日を以ってドボラック法による強度推定を 終了します。→本日以降の台風の強度は地上観測の値を用いればよいでしょう。
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