相当温位 : |
湿潤大気が水蒸気を全て系外に放出して、乾燥大気になったと仮定して、そのとき その大気が持ち得る「温位」を相当温位と言います。 温位は 1000hPa のときに大気が示す・保有する温度(ケルビン K 表示)のことです。 乾燥大気だけでは、天気の変化は、半分しか発現しません。 即ち風の予想だけです。 雨の予想のためには水蒸気量が必須です。 大気中に水蒸気が含有されていると、 その大気のエネルギーは水蒸気の分だけ大きくなります。 その水蒸気が相変化して、凝結・降水につながります。 問題、水蒸気の飽和、凝結、降水や、 エネルギー線図も合わせてご検討下さい。