気象の理論  AZure QuickLink 詳細リンク MeteoSurf
   
天気図における気象要素(相当温位)の解説

風向・風速 : 鉛直p速度 : 渦度    : 前線    : 
高度     : 気圧     : 温度    : 湿数    : 
相当温位  : エネルギー線図 気象要素とデータ源 大気の立体構造 プリミティブ方程式
   Last Updated: 12/20,12/29

    相当温位 : 

    水蒸気をふくむ湿潤大気に関して、         その大気のエネルギー状態等を表現し、天気予想のための重要な気象要素です。        大気の安定性、上昇流発達、地上の前線位置、降水域等の推定に結びつけます。
 

エマグラム EMAGRAM.GIF
        湿潤大気が水蒸気を全て系外に放出して、乾燥大気になったと仮定して、そのとき
        その大気が持ち得る「温位」を相当温位と言います。
        温位は 1000hPa のときに大気が示す・保有する温度(ケルビン K 表示)のことです。

    乾燥大気だけでは、天気の変化は、半分しか発現しません。
    即ち風の予想だけです。

    雨の予想のためには水蒸気量が必須です。
     大気中に水蒸気が含有されていると、
    その大気のエネルギーは水蒸気の分だけ大きくなります。
    その水蒸気が相変化して、凝結・降水につながります。

   問題、水蒸気の飽和、凝結、降水や、
   エネルギー線図も合わせてご検討下さい。

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