高度 : 大気粒子の持つ位置エネルギーを表す。 等圧面で高度の高いほうがエネルギーが大きい。 等圧面上で高高度側から低高度側への気流は下降気流となり、 運動エネルギー〈風となる)へ変換され、地衡流となる。 「等高度線が描かれている」ことは、高度差がそこにあることと同意義です。 等高度線に等温線が交差していると、「温度移流」が生じ、天気変化につながる。 以上より、高度(等高線)は天気予想のための重要な気象要素です。 高気圧、低気圧の位置、地衡風の風速の推定に結びつけます。
高度差(重力)により、HからLに大気が移動する。 等圧面に沿って移動する大気〈地衡風)は傾斜しているので、 図の様に、水平方向と鉛直方向に分解出来る。 水平流と鉛直流となる。 層厚を求める : ΔP=ρgΔZ 気圧差と高度差の関係 :