めておろし
ちょっと寄ってこ。。。「めておろし」
 
Last Updated : 1998-1/21,2000-3/06

戻り 火星探査機      1997.07.05 NASAの火星探査機マーズパスファインダー      が、火星軟着陸に成功したことについて:      07月05日付けの「朝日新聞」によれば、       『インターネット接続はおよそ5、000万件という「天文学的数字」      に達したそうです。』 (どなたか、httpアドレスをご存じの方が      おられましたら、教えて下さい)      今後の、探索車ソジャーナーによる火星大気の観測結果が楽しみですね。      追記)7月24日、IBM社のHome Pageに マーズパスファインダー関連の記事を見付けました。 更に、リンクをすすめて行くと、関連記事として ”What's the weather like on Mars ?” も見つかりました。(2000-3/06現在、探しましたがどこかに行ってしまった様です。         このサイトでは、火星の気象に関する情報を見る事が出来ます。)
戻り To err is human,...     工事中です 句読点に意味が有ります。===>句読点〈記号)に意味を持たせています。 例) To err is human;to forgive,divine.
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勿来の関     工事中です  高校の頃習った古文に「禁止」の表現が有ります。 「な...そ」 ===>「な」と「そ」の間の「こ」が入る。    「来てはいけない」関です。
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ことば
青空ページの徒然草の記載と重複しますが、それなりに気象に関係したことのはです。

いい言葉    :  天上大風...良寛さんはとっくの昔に温度風の関係を見抜いておられました、と。

馬鹿噺   : 渦度の方向をどのように呼ぶか。 天頂に向かうので、天竺と言う。
      ・ 大気の上には何がある。 天気がある。
      ・ 気象学上の風は「めておろし」と言うそうな。
      ・ タダで1日に数万Km旅行する方法を教えます。

川柳・俳諧の域に達しないもの :
      ・ 山路来てなにやら暑し風炎かな
      ・ エルニーニョ波頭は高しチリの沖
      ・ 一葉落ちて世界の天気を知る

判じ物、一体、何のことでしょうか。:
      ・ プサンハンから低気圧。
         
梁塵秘抄現代版(ヒント:野分き):
      ・ 秘め事半ば二人の夜は身悶え我慢八重歯かむ
      ・ 超特大も大中小もごくんと飲み干す生ビール

      ・ キッス7回二人は興奮さしつさされつ酔う今宵
      ・ もう少し肘を使って強くして波打つ吐息夜半の月

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「および腰」と気象業務法
  気象仲間の勉強会で気象業務法の話が出たとき、
    「又は、若しくは」「 及び、並びに」という言葉が法律条文の中で使用されるとき、
    どのように解釈すべきか、について、筆者が紹介しました。
    詳しくはこちら-->法律の基礎知識を参照して下さい。
    その時、会の長老曰く、「又は」より軽い感じの「および」は「及び腰」だね、と。
    笑いのうちに、的確な条文解釈ができるようになりました。

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晴天乱気流   1997年12月30日付のしんぶん赤旗の報ずるところによれば、 1997年12月28日、午後11時10分、 成田発ホノルル行き、UA826便は、   成田空港の東約1800Kmの上空で、晴天乱気流に遭遇し、このため、   機体が約300m落下し、1人死亡、11人重傷、91人軽傷という惨事が発生した、    ということです。同紙の社会面に「発生の予測難しい乱気流」という解説記事が掲載   されていましたので、以下抜粋させて頂きます。      乱気流の正体は、大気中に発生した不規則な渦で、航空機の運行や機体に重大な損傷を     もたらすなどの悪影響を及ぼします。渦の大きさは航空機程度で、不規則な渦の寿命は     短いものの、渦をつくりだす大気の寿命は比較的長いと推定されています。      一般的に、乱気流は深い気圧の谷や、シャープな気圧の峰、ジェット気流の近傍、     積乱雲や前線の周辺で起こりやすいとされていますが、その発生域が100m以内と     比較的せまく通常の気象レーダーでは把握できません。アメリカなどでレーザーレーダーで     乱気流発生を確かめようという試みがありますが、まだ、研究段階です。      気象庁の新東京航空地方気象台は28日午後9時40分から翌日午前1時40分までの     4時間、北太平洋の一部で乱気流が発生しやすいというシグメット(空域悪天)情報を出し、     航空機に注意を呼びかけていました。しかし、乱気流にまきこまれたとみられるユナイテッド     航空のボーイング747−100は、注意区域から300〜500Km離れた場所を飛行中     でした。      このシグメット情報によると、注意区域では4段階に分類された乱気流のうち、     「高度、姿勢に大きく急激な変化が生じる」、     「機のコントロールが一時的に不可能になる」     という「強」レベルで注意が喚起されていました。      同気象台予報課によると、高層天気図やひまわりの雲画像などの解析から、注意区域では     気圧の谷が発達し、積乱雲にともなう乱気流や晴天乱気流(ジェット気流の近傍など流速の     差が大きいところで発生する)が起こりやすい状態だったといいます。      しかし、予報課は、「ユナイテッド航空機の飛行域では、3万〜3万2千フィートの雲が     あったが、ひまわりの画像解析から積乱雲と判定できなかった」としています。 気象予測の困難さが改めて、浮き彫りになった感じ出すね。 ところで、晴天乱気流のあるところでは大気はどのような状態になっているのでしょうか。     1 強烈なダウンドラフトのため、下方へ押される   ?     2 真空状態になっていて、機体が自由落下する    ?     3 大気の密度が極端に小さくなって、揚力が出せない ?     4 渦があり、かつ下方への吸い込力みが有る     ?   乗客の話によれば、事故の発生する直前、「機体がガタガタ揺れた」ということです。   大気の状態を想定するヒントになるかも知れません。   なお、原因究明は、NTSB:米国国家運輸安全委員会が行うということです。 追記)上記、ガタガタした時間間隔と飛行機の速度から乱気流の波長が算出出来るかも知れません。       So what ? ですが...    1966年3月の、富士山の風下を航行中のBOAC、B−707の遭難をはじめとして、    陸上、洋上を問わずCATによる事故が報告されています。       なお、「晴天乱気流」に関し手元の文献を調べたところ、       気象研究ノート(1989年、第165号)       最新航空気象、中山    におのおの、16ページほどの詳しい説明があります。        晴天乱気流の原因は、KH波以外にもKH波より1桁波長の長い波との関係も有りそうです。    KH波は、CG、グラフィックの箇所に掲載しましたカルマン渦に見られる左右の渦列の片側のようなものでしょうか。     戻り カルマン渦をつくる カルマン渦をつくることに挑戦中です。 晴天乱気流の渦は見ることが困難なようですが、カルマン渦は家庭内でも簡単に作れます。    途中状況ですが、「こんな渦ができました」のでぜひ見てください。 きれいな形を得るには相当の根気がいるようです。    実験 :     ・実験道具・材料=洗面器、水、墨汁、割り箸、習字の半紙など。       ・水面に墨汁を一滴垂らすと、墨汁が水面に広がります。       ・割り箸を適当な速度で動かすと渦や線が出来ます。       ・素早く半紙を水面に付けます。       ・渦を描いている墨汁の軌跡が転写されます。       ・濡れている半紙を乾燥後、スキャナーにかけてファイル化しました。       〈注意! 畳の上に墨汁などこぼさないこと。又、洗面所等墨汁で汚さないこと。            これに反すると、家人から非難されること必定です)       また、川の流れの中や、もっと大きく気象衛星写真でも(斉州島、屋久島、利尻島の風下側に)    見ることが出来ます。    リモートセンシングシリーズ「気象」、小平、p.93にカルマン渦に関する簡単な紹介文がありましたので ここに抜粋・転載させて頂きます。   1. 30mの高度で測定した島の直径をd,山の高さをhとすると    0.04<h/d<0.14 の島で起きている。    2. 地上天気図で等圧線が発散している西高東低の気圧配置。    3. 逆転層の下にあって 0.5〜2.0kmの高さの層積雲。    4. 計算された一般流の風速は 7〜10m/s.      5. 長さは600〜800kmで方向はこの領域の一般流を示す。    6. 渦の半径は11〜18km.   7. 渦列のlife timeは24時間以内。    何故このように互い違いの所に交互に渦が形成されるのでしょうか。    戻り 先達はこんなに...の話 先達はあらまほしき...の話を以前しましたが、気象の世界の大先達を     筆者の独断と偏見にもとずきリスト・アップし、敬意を表すことにしましょう。    16C コペルニクス    地動説      17C ガリレイ      慣性の法則      17C ニュートン     運動の法則      17C トリチェリー    気圧の発見      17C パスカル      圧力の等方性      17−    ボイル、        18C シャルル   理想気体の状態方程式      19C コリオリ      コリオリの力      20C ビヤークネス    低気圧の構造      20C リチャードソン   数値予報の先鞭      20C ロスビー      プラネタリー波の理論      20C チャーニー、    傾圧不安定理論   イーディー    現在私たちが学んでいる気象理論は、はるか300年昔の古典力学に立脚し、    いまから50年余り前の第2次大戦前後に提唱されたものです。    読者の皆様の殆ど??が誕生される以前に学説として確定したもののようです。    そんな古いものを学んで、時代遅れにならないかって?    気象の理論はまだまだ、新しいものです。    昭和20〜昭和30年代の気象理論は十分今日的のようです。    気象の現象は、まだまだ捕えがたく、謎を秘めたえたいの知れない部分が多い様です。    数百年単位の時間と数多くの研究者、実務家の努力と叡智がすこしづつ、神秘のベールを    はがしてゆくのでしょうか。ひょっとして、100年後には火星上の天気予報を必要と    するようになっているかも知れませんね。 戻り 戻り
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