Return Home 気象科学実験教室、一覧表 キッズの気象実験、一覧表 「気象実験クラブ」入会案内。キッズの気象実験
実験の様子を写真で紹介します。
このページは、気象予報士が小学生を対象として気象の実験を行うときの 参考にしていただくものです。実験対象は小学生であっても、気象予報士 がこの実験を小学生に見せるときには、気象に関連した現象や理論を裏打 として持っておき、できればやさしい言葉で説明することが大事です。 現象は外見的に異なったように見えても、根底に横たわる原理には共通 した部分がある場合がありますので、できるだけ、実験同士の相互参照を 行うように記述し、またリンクを張っています。 実験項目および内容は、随時追加、修正、改良しています。 Originated 2008-08/08 Last Updated 2008-08/30,09/30,10/24,11/08
#010 実験01 ストローでジュースなどを飲むとき、台風の気圧を思い出してください。 さて、台風の気圧に相当する水位まで吸い上げることができるかな? #011 実験タイトル=台風の海水面の吸上げ効果実験 #012 実験の狙い=空気の力を体感する
ペットボトル4本の巨大ストローで水を吸い上げる |
装置の全景と吸い上げ過程 | 気圧計示度 |
台風が来た時の水位上昇計測装置の概念図です。 気圧の値は例示ですが、気温や水蒸気圧による影響も別途要考慮です。 | 予備実験として空気タンクに息を吹き込み、60hPa程度増圧します。 連通管に水を入れ、タンクと連通管を連結しました。水位差は約60cmです。 本番時には、台風最接近予定時刻の6時間ほど前の現地気圧の空気を 空気タンクに封入します。 |
天気図、2008Sept12、0900JST | 気象衛星画像、2008Sept12、0900JST T0813 |
大きい空気の袋を抱きかかえて遊ぶ |
空気砲をうつ |
廃材利用の空気砲 |
ボトル内の水位が下がっても、水の流出速度は一定です |
高さ1250mの山の頂上で空気をボトルに封入した。 | 下界の自宅で、水中で開栓したらボトル内に水が上昇してきた。 |
2008年9月25日、富士山3450mで空気をボトルに採取し、きつく栓をして 自宅に持ち帰った。ボトルはペシャンコになっていた。 |
冷凍庫から取り出した時の形状。 | 3本のボトルを、水中で開栓した結果。 |
キムチのビンで作った風車、よくまわります |
風神? |
ペットボトルに穴をあけて散水し、降雨とする |
平板の上に雨を受ける |
この竜巻の形成理由を考えよう |
息を吹き込むと重たい辞書が持ち上がる |
渦を巻きながらガシャガシャ落ちる水 | ボトルの口を水面に付けると、ピタリと止まる。 渦の残骸(しっぽ)が残る。 |
装置の全景 | 噴水で遊んでいる様子 |
吸盤を2個張り合わせた状態 | 吊り下げた様子 |
いろんな形の浮沈子 |
浮力の調節(浮沈子の頭を水面スレスレにする) |
ボトルの壁面を押すと、浮沈子が沈降する |
こんなに大きいボールでも浮遊したまま落下しない |
氷をつりあげる | つった氷を食べる |
ロケット、発射台、加圧装置の全景です。 ジョロを発射台代わりにしました。これで、2.1m飛行しました |
ロケット本体と加圧装置の切り離し部分を接写しました。 空気入れ、空気入れの先端部、ゴム栓、ロケット本体の口元部 |
煙突上部と支えの箱 |
煙突下部と灰皿 |
圧力計、全景 | 圧力計、容器内圧力±0=空気圧 |
圧力計、容器内圧力−水位差=空気圧 | 圧力計、容器内圧力+水位差=空気圧 (実験01と同様です。) |
バナナ、皮つきで160グラム、皮をむいて110グラム | バナナをリュックに入れて、山に登る |
5訂食品成分表より抜粋 | コンビニやスーパー等で買ってきた食品 | 運動に要するカロリー (Kcal、1時間あたり) |
上記の数値を使って、登山した場合の体重の減量を推定してみます: 富士山を、5合目河口湖口起点で、頂上まで往復登山したと仮定した場合、 |
経過時間sec | 先端温度℃ | 後端温度℃ | 風速m/sec |
00 | 22 | 22 | 3.7 |
10 | 33 | 25 | 3.7 |
20 | 40 | 28 | 3.7 |
30 | 45 | 31 | 3.7 |
40 | 49 | 34 | 3.7 |
50 | 53 | 37 | 3.7 |
60 | 55 | 39 | 3.7 |
70 | 57 | 41 | 3.7 |
80 | 59 | 43 | 3.7 |
90 | 60 | 44 | 3.7 |
ししおどし全景(試作品1) | ししおどし(試作品2)、台座の部分をペットボトルで製作した。 |
発達中の積乱雲 | 気象庁のレーダー画像です |
身近な物質の密度 (単位:Kg/リットル) |
海水 1.01-1.05 水(4℃) 0.99997 水(20℃) 0.99820 氷(0℃) 0.917 新 約 0.12 蜂蜜・水飴 1.5 醤油 1.2 ウスターソース 1.1 牛乳 1.03-1.04 酒 1.0 酢 1.0 油 0.91-0.92 灯油 0.80-0.83 松 0.52 竹 0.31-0.40 木炭 0.3-0.6 味噌 1.2 食塩 1.1 上白糖 0.6 小麦粉 0.5 カレー粉 0.4 値は、理科年表、その他 Web Sitesよりの引用。 |
スプーン1本の場合 | スプーン2本の場合 |
鉄の玉を、水の流れから離して、 | 鉄の玉を水流に近づけたら、 |
水槽の中を進行する牛乳(寒気)の先端形状に注目する |
ボトルの上部を持って、下部を回転する。ビー玉の 軌道半径はそれほど大きくならず、高度も高くならない |
ボトルの下部を持って、上部を回転する。 ビー玉の軌道半径が大きくなり、上昇する |
コースター2枚で作ったヨーヨーです |
ワイングラスの縁をこすると、きれいな音が生まれ出る |
音の出具合:
◎=すぐに音が出てくる、○=少しの努力で音がでる、 ▲=努力するとわずかな音が出る、X=音なし
寸法は、グラスの最上端をノギスで計測した。 |
測定値 |
測定値(毎時) 0:00 1:00 2:00 3:00 4:00 水の温度 18.0 18.0 18.9 17.9 --- コップの壁面温度 18.3 16.8 12.5 16.3 --- 脱脂綿の表面温度 13.6 12.4 8.9 10.1 8.1 |
物質ごとの表面温度変化 | 土、板、レンガの表面温度を計測した |
氷の中央部に塩を山盛りにする | ドーナツ状に穴があいた |
さまざまな口径のチューブ等を用意します。
黒の数字は口径(内径、単位mm)を示します。 |
口径(内径)=0.3mm 水滴直径=2.2mm |
口径(内径)=2mm 水滴直径=4.0mm |
口径(内径)=4mm 水滴直径=5.0mm |
口径(内径)=8mm 水滴直径=8mm |
口径(内径)=12mm 水滴直径=10mm以下、或いは水滴形成不可能 |
ワイングラスにカードで蓋をして、さかさまにする。水はこぼれない |
大きな虹の中に入って遊びます | 大きな虹の中に入って遊びます | 太陽光線で作った虹は遠くまで映ります |
分光された光のスペクトル |
|
砂に水を含ませ、砂の表面を突き固める | 固まった砂の表面 | 全体振動後、水の浸み出し&醤油さしの浮上 |
水を含んだ砂、流動的です。 | 砂をかたく握った後、ごつごつした感じの形状。 |
湧水装置、全景。給水部分、サイフォン、湧水池が見える。 | 湧水池。湧き出し口が中央部に、まわりに砂がある | 湧水池。水と砂がボコボコ湧き出している |
柿田川、湧水している様子。直径5m程の円筒の 中央部から水と砂がボコボコ湧き出している | 柿田川、湧水。 |
位置の計算→国土地理院の地図を表示する。地図をクリックすると、北緯・東経が数値で表示される。 角度の計算→緯度・経度の数値を代入して→方位角、距離を求める。 時刻の計算→国立東京天文台(緯度・経度を入力して、その地点での日の出入り、南中時刻を求める。) 地図や方角の話→地図や方角などの用語解説 |
地軸と水平面の関係の概念図 |
丹沢山系、大山、阿夫利(あぶり)神社境内の日時計 |
日時計、左の写真の各部分の説明 |
ラジオ天気図を描くために:NHK の気象通報を記録するための記入用紙です。(筆者作成の記入用白紙です。) ラジオ天気図を描くために:NHK の気象通報を解析するための白地図です。(筆者作成の記入用白紙です。) 気象解析の結果や途中状況を地図上に描くためのワークシートです。(筆者作成の記入用白紙です。) |
角度αのときの tanαの値を求める: |
α tanα 4 0.070 6 0.105 8 0.141 10 0.176 12 0.213 14 0.249 16 0.287 18 0.325 20 0.364 22 0.404 24 0.445 26 0.488 28 0.532 30 0.577 32 0.625 34 0.675 36 0.727 38 0.781 40 0.839 42 0.900 44 0.966 |
発達中の積乱雲、仰角12° | 気象庁のレーダー画像です、距離≒60Km |
自宅で撮影、 | 羽田からの画像 |