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単位・次元の解説
式を使って計算するとき、よくでくわすのが桁数の問題です。
10の3乗を掛けるべきか、力の次元はなんだったか等迷うことがあります。
ここでは、そのための知識のマトメをしておきます。
正野重方等編「気象ポケットブック」換算表、国立天文台編「理科年表」付録8 等からの抜粋です。
Last Updated : 1998-1/10,2000-1/08
こちらにも記載しています。
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基本的な単位や誘導単位など
力 N =Kgm/sの2乗 =重量x加速度
圧力 Pa=N/mの2乗 =Kg/(msの2乗)
エネルギー J =Nm =Kgmの2乗/sの2乗
仕事 W =1J/s =Kgmの2乗/sの3乗
温度 Kと表記する。(絶対温度です、
(K表示の時は、度(。)中丸記号は付けないこととなった。
気体定数 R =287J/(K・Kg)
角速度 =度/s
角速度(回/日)=7.3/10の5乗 ・radian/s
そのほかの単位:
1気圧 = 101300Pa=101300N/mの2乗=1013hPa
1ミリバール = 1ヘクトパスカル=100Paです。
バールは、cgs単位系のとき使用。
1ミクロン = 1μm と表記する。(=10のマイナス6乗です)
1ナノ = 1 nm と表記する。(=10のマイナス9乗です)
1メガ = 1 M と表記する。(=10の 6乗です)
1ギガ = 1 G と表記する。(=10の 9乗です)
1ノット=1kt
=0.5m/s
=1海里/時間=1852m/時間
=0.4緯度/日
1海里 =1852m (マイルと海里nautical mileは値が少し違います!!)
1マイル=1600m
さらに、参考として :
傾きを表す.....grad (例示:気圧傾度 = 2点間の気圧の差/距離 )
発散・収束を表す..div (例示:収束量 = 空間内での重量の増減/距離)
回転を表す.....rot (例示:渦度 = 2点間の速度の差/距離 )
移流を表す..........(例示:移流量 = 1点での物理量の増減/時間)
微少変化量..........(例示:微分 = 距離/時間〈極限小の時間における距離変化量)
微分 = 気圧/距離(極限小の間隔における気圧変化量)
積分.............(例示:積分 = Σ(微分量)
差分表現...........(例示:差分 = 極限小の値には至らない実用的な値で表現し、
層厚や地衡風を算出すろとき等に使用する。
ΔP= ρgΔZ という式による表現などがある。
ベクトル...........(例示:ベクトル = 考える方向への「有効な・効果的な」物理量を表す。
力や速度等のある特定の方向の成分 を必要とするとき、
平行四辺形の原理で分解・合成して求める。
力、速度、収束、回転・渦度、移流量等適用範囲が広いです。)
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