Meteorological Visual Presentation (MVP)
飛行機雲 Contrail 2004-April Home page 飛行機雲の最初のページへ
■ ◎4月30日の大気の状況: 気象庁天気図。Wyoming Univ.のエマグラム 及び METAR(羽田RJTT)。 ・4月30の天気、早朝、午前とも晴、しかしmisty。飛行機雲は正午頃2本あり。午後、夕方共に曇り、飛行機雲見えず。 ・関東及び周辺のウィンドプロファイラーは、午後、高層に乱れ有り。
■ ◎4月29日の大気の状況: 気象庁天気図。Wyoming Univ.のエマグラム 及び METAR(羽田RJTT)。 ・4月29の天気、早朝、午前とも快晴。飛行機は視認出来るが、飛行機雲形成なし。 ・浜松の00UTCのエマグラム。これなら、なんとか飛行機雲が出来そうです。→ 名古屋地方では、午前中、飛行機雲が見られたようです。気流が、東進してくるなら、関東地方でも、 午後になれば、飛行機雲が見られるかもしれません。但し、200〜300hPa の高層天気図を見ると、 この高度での気流は北風になっているので、飛行機雲は、今日は無理かもしれない。 ◎飛行機雲の写真1枚(2004年04月29日午後6時過ぎ) ・飛行機雲の観察:→夕方になって、5〜6本程度の飛行機雲形成あり。飛行機雲は、北風に流されていった。 飛行機を何機か視認したが、それらには、飛行機雲の形成無し。
■ ◎4月28日の大気の状況: 気象庁天気図。Wyoming Univ.のエマグラム 及び METAR(羽田RJTT)。 ・4月28の天気、早朝快晴、わずかに風有り。8時前には、北西に雲できる。こちらへ押し寄せてきた。 ・朝9時、夜9時の館野のエマは、このような形に近くなるだろうか→ (約1000KM西の福岡からの高層の風が、館野付近に流れて来ると仮定して見よう。 上記のTATENO の12時間後のエマグラムと比較してみる。) ・昼前、降雨あり。METAR にも +TSRA、-SHRA の記録あり。午後、積雲北西より。 ・飛行機雲の観察:→夕方になって、数本の飛行機雲あり。夕方、飛行機を10機程度視認。 この数日、WYOMING Univ. のMETAR のAccess 不調。
■ ◎4月27日の大気の状況: 気象庁天気図。Wyoming Univ.のエマグラム 及び METAR(羽田RJTT)。気象庁衛星画像及びレーダー画像。 ・4月27日の天気は、未明は、全天乱層雲、風。 6時、一時的にやや強い驟雨有り、すぐ止んだ。羽田METARは、−SHRA となっている。 9時ごろ、薄日有り。正午に至るまで、全天曇り、風有り、雨少々混じる。 夕方頃、雨最も多し。夜9時、星が見えるようになった。METAR(夜中の羽田RJTT)。 ・関東及び周辺のウィンドプロファイラーは、夜のCF通過前後までは高層に乱れ有り、以降パタッと止まっている。 ・飛行機雲の観察:→終日、全天雲あり、何も見えず。
■ ◎4月26日の大気の状況: 気象庁天気図。Wyoming Univ.のエマグラム 及び METAR(羽田RJTT)。気象庁衛星画像。 ・4月26日の天気は、早朝、雲量2の晴れ、Misty。/午前中 Misty、飛行機雲10本あまり形成。午後にも数本形成。 夕方、雲量8、雲がやや厚みを増してきたが、WF接近のためか。やや冷気だ。なお、西空に数本の飛行機雲有り。 ・早朝の雁の編隊 ・関東及び周辺のウィンドプロファイラーは、次第に乱れが見られるようになってきた。 ◎飛行機雲の連続写真。(2004年04月26日午前10時45分ごろ) ・飛行機雲の観察:→飛行機雲が形成されていく様子をアニメーションにしました。 何本も飛行機雲が形成されているところへ、さらに割り込んで入っていく様子が見えます。
■ ◎4月25日の大気の状況: 気象庁天気図。Wyoming Univ.のエマグラム 及び METAR(羽田RJTT)。 ・4月25日の天気は、早朝/午前中--->冷気&快晴。正午ごろ雲量2、なんとなくMisty である。午後晴れ&冷気。 ・関東及び周辺のウィンドプロファイラー、午前中は、午後とも高層に乱れ無し。 ◎飛行機雲の写真3枚(2004年04月25日夕方) ・飛行機雲の観察: 飛行機雲は、午前中、午後は見られず。夕方日没前後30分(合計1時間)の間に10本弱見えた。 天頂付近にも見えたが、次第に遠方に形成されるようになった。 今日の飛行機雲の多くは、巻層雲の下に形成されていた。 一番右のハッキリしない写真には3本写っています。 仰角は5度余り、従って、水平距離はおよそ100km と推定されます。
■ ◎4月24日の大気の状況: 気象庁天気図。Wyoming Univ.のエマグラム 及び METAR(羽田RJTT)。 ・4月24日の天気は、朝からさわやかなフィーリング。積雲あり。→ ・午後から一面乱層雲→雲のアニメ画像 、写真→上の中図。 夕方、晴れ間出てきた、冷気有り、明日の天気はよさそうだ。→上右の写真。 ・関東及び周辺のウィンドプロファイラーには、午前、午後、高層に乱れなし。 ・飛行機雲、終日見えず。
■ ◎4月23日の大気の状況: 気象庁天気図。Wyoming Univ.のエマグラム 及び METAR(羽田RJTT)。 ・4月23日の天気は、未明は雲量9(高層雲、巻層雲)→下の写真左。 午前中は、曇り(雲量=10)〜薄日。 ・午後、一時的に晴れ間もあったが、寒冷前線通過後も夕方に至るまで、依然として、曇り空である→下の写真右。 ・夕方、冷気有り。夜に入っても依然として、曇り空。 ・関東及び周辺のウィンドプロファイラーには、午前、高層に乱れ少し有り(寒冷前線の通過に伴うと推定)。 ・飛行機雲は、結局見られず。
■ ◎4月22日の大気の状況: 気象庁天気図。Wyoming Univ.のエマグラム 及び 羽田RJTTのMETAR。 ・4月22日の天気は、早朝曇り、午前中は春霞(羽田METARには、HZの記号で示されている)のかかった快晴。やや冷たい空気。 ・午後は、3時頃から風強し、暖気。 ・夕方、6時頃、飛行機雲6本。上層の雲も次第に消滅。西空に細い三日月→ ・関東及び周辺7地点のウィンドプロファイラーには、午前、午後、高層に乱れ無し。 ◎飛行機雲の写真3枚(同一の飛行機雲である)(2004年04月22日午後6時過ぎ) ・飛行機雲の観察: 午前中、午後は、飛行機雲できず。 午後6時ごろ、西北西に飛行機雲。(低空に輸送機か、北方へ飛ぶ。) 飛行機雲は、最初は細く見えたが、次第に(20〜30分で)幅広になり、普通の高層雲、と見分けがつかないようになった。
■ ◎4月21日の大気の状況: 気象庁天気図。Wyoming Univ.のエマグラム 及び 羽田RJTTのMETAR。 ・4月21日の天気は、早朝からほぼ快晴、やや冷たい空気。青空ばかり。 ・関東及び周辺7地点のウィンドプロファイラーには、正午現在高層に乱れ無し。 ◎飛行機雲の写真2枚(2004年04月21日午後2時過ぎ) ・飛行機雲の観察: 午後2時20分、北西に飛行機雲。(低空に小型機飛来あり) この飛行機雲の一部は、20分程度消えずに残った。西風にゆっくり流されていた。 このときの上層風(西風)は目測(10分で10KM程度流された)で、時速60km(17m/s、35KT)程度と推定。 ◎飛行機雲の写真9枚(2004年04月21日午後5時40分〜6時10分、神奈川県川崎市溝口) ・飛行機雲の観察: 夕方になって、飛行機雲が6〜7本、ほぼ西〜北西方向に見えた。 時間の経過と共に、さまざまに変化していく様が見られる→下の写真。 飛行機の高度を 10000m と仮定して、仰角を測ることにより、 飛行機のルートや、飛行機雲の速度、飛行機の速度などが簡単な計算で、求められる。
■ ◎4月20日の大気の状況: 気象庁天気図。Wyoming Univ.のエマグラム 及び 羽田RJTTのMETAR。衛星画像。 ・4月20日の天気は、未明に降水終わり。早朝曇り、午前中及び午後、晴れ(巻層雲、巻積雲、積雲)〜快晴。 8時ごろ、西空に飛行機雲あり。正午、天頂付近に飛行機雲2本あり。 ・夕方の空は、やや発達した雲あり。下の写真2枚(2004年04月20日夕方) ・関東及び周辺7地点のウィンドプロファイラーには、正午現在高層に乱れ無し。 (高層とは、このサイトに限って、大体 20000FT、7000m 程度以上の高度としています。) ・気象庁の12時の衛星画像には、関東地方に雲がないように見えるが、 実際は、天頂付近に幅1km、長さ20kmほどの高層雲あり。 ◎飛行機雲の写真3枚(2004年04月20日正午) ・飛行機雲の観察: 天頂付近の飛行機雲は次第に幅広になって、やや北の方向へ流れたように見える。まもなくして消滅した。 午後は、飛行機雲無し。
■ ◎4月19日の大気の状況: 気象庁天気図。Wyoming Univ.のエマグラム 及び 羽田RJTTのMETAR。 ・4月19日の天気は、終日曇り空。こんな模様の雲が見えた→ 夜半降雨あり。 ・飛行機雲の観察: 飛行機雲は、みえず。
■ ◎4月18日の大気の状況: 気象庁天気図。Wyoming Univ.のエマグラム。 ・4月18日の天気は、早朝は無風、東よりの風、やや冷たい感じだ。快晴。 ・午前中も快晴。午後1時ごろ、高層に巻層雲、巻積雲が出始める、風も少々出てきた。しかし、飛行機雲はできず。 ・関東及び周辺7地点のウィンドプロファイラーには、正午現在高層に乱れ無し。ただし、厳原や平戸には乱れ顕著。 ◎飛行機雲の写真(2004年04月18日午後6時ごろ) ・飛行機雲の観察: ジェット機の爆音は午前中は2度ほど聞こえたが、飛行機雲は何も形成されず。 夕方、日没後、西空に数本の飛行機雲を発見した。
■ ◎4月17日の大気の状況: 気象庁天気図。Wyoming Univ.のエマグラム。 ・午前から午後にかけて全天うす雲であったが、陽射しも結構あり、何より、南風で、温度が正午現在29度もあった。 ・4月17日の天気は、早朝は無風、薄い雲あり。→ 日の出、5時20分頃の東の空。 ・午前中は、全天薄い雲に覆われていて、飛行機雲できず。 ・関東及び周辺7地点のウィンドプロファイラーには、(5000mより上空では)乱れが見られなかった。 ◎飛行機雲の写真(2004年04月17日午前10時ごろ) ・飛行機雲の観察: 10時頃の西〜天頂の空。ヘリを撮影後、その後方に飛行機雲を偶然発見。 数分で消滅、周りの雲に溶け込んでしまったような感じだ。
■ ◎4月16日の大気の状況: 気象庁天気図。Wyoming Univ.のエマグラム。 ・4月16日の天気は、早朝曇り。 日の出と共にはれてきて。快晴となった。殆ど無風。 午前は、はれ、高層に雲あり。巻層雲。地上風少々2-4m/s。 正午近くには、快晴となった。 ・その後、日中から夕方、さらに夜にかけて、快晴であった。飛行機雲は何も出来ず。 ・翌朝、早朝は無風、薄い雲あり。→写真→17日の記事中に。 ・関東及び周辺7地点のウィンドプロファイラーには、殆ど乱れが見られなかった。 ◎飛行機雲の写真(2004年04月16日午前10時ごろ) ・飛行機雲の観察: 今日もうっすらと、あるいは、途切れ途切れに飛行機雲の形成あり、 流されるのがやや速い、及び、消えるのも比較的速い。 或1本の飛行機雲が「垂れ下がってきている」のが特徴的である。実験例:レーリー・テーラー不安定による現象だ。 雲がなくなると共に、飛行機雲も出来なくなった。
■ ◎4月15日の大気の状況: 気象庁天気図。Wyoming Univ.のエマグラム。 ・4月14日午後から15日未明にかけて降水あり。15日朝は、晴れ上がり、飛行機雲が何本も出来ていた。 ・関東及び周辺7地点のウィンドプロファイラーには、殆ど乱れが見られなかった。 ・16日の天気は、早朝曇り。上記16日の記事を参照。 ◎飛行機雲の写真(2004年04月15日午前10時ごろ) ・飛行機雲の観察: 飛行機雲は、上層雲の高度付近に形成されていた。重なりの具合から判断して、高層雲より下に形成されている、と推定。 それぞれ比較的長いものであった。 直ぐに消えることは無く、次第に広がっていくようであった。ゆるい西よりの風に流されていた。 夕方、日没後にも、飛行機雲が見られた→右の写真。
■4月10日の大気の状況: 気象庁天気図。Wyoming Univ.のエマグラム。 ・4月10日は、昼間快晴、午後から夕方にかけて、雲が出てきた。 ・関東及び周辺6地点のウィンドプロファイラーには、殆ど乱れが見られなかった。 ・翌、11日の天気は、早朝、微風、うす曇り、であった。 半月が透けて見えるか、見えないかの程度のくもの厚さ。 ◎飛行機雲の写真(2004年04月10日午後06時ごろ) ・飛行機雲の観察: 飛行機雲は、上層雲の高度付近に形成されていた。 比較的短いものであった。 直ぐに消えることは無かった。
飛行機雲の撮影場所は特に断り書きない場合は、全て筆者の自宅或いはその付近、神奈川県川崎市溝口、です。 CAMERAは、デジカメ、OLYMPUS CAMEDIA C-2100 Ultra Zoom です。
Originated : 2004-4/11 Last Updated: 2004-4/11, 4/15, 4/16, 4/17, 4/18, 4/19, 4/20, 4/21, 4/22, 4/23, 4/24, 4/25, 4/26, 4/27, 4/28, 4/29, 4/30, 5/28 AZURE