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CORIOLIS FORCE by Hajime Satoh 2007-08/06, 2008-12/25, 2009-01/18
コリオリ力による物体の運動
★目的と概要:
コリオリ力による物体の運動に関し、地球自転の角速度、緯度、物体の速度、
直線運動方向、時間等を変数として与え、動きを観察します。
物体を任意の位置で、任意の方向へ直線運動させるとき、これを回転座標系
から見るとき、北半球では、必ず右周りの運動となります。
★基本操作:
1.物体の運動開始点(A)及び運動方向(B)を画面上に指定(左クリック)し、
[Draw]ボタンを押す。
2.物体が慣性座標系を等速度直線運動(進行)する様子が描かれる。
3.この直線運動は、回転座標系から見ると、どの位置からスタートしても右周りになる。
★応用的操作:
4.次、描かれた画面上で左クリックすると軌跡が消え、点Aが表示される。
5.新たな方向Bを押さずに、[Draw]ボタンを押すと、先に指定したB点が使われ、
右回りの曲線が描かれる。
6.角速度或いは緯度を負数にすると、南半球での回転が描かれる。
7.速度を負数にすると、直線運動はBとは反対方向となり、対応した曲線が描かれる。
8.速度や継続時間の数値を変えると、曲線の形が異なってくる。
★その他注意事項等:
9.物体が円の中心(及びごく近傍)を通るときと、中心からやや離れた点を通るときとでは、
軌跡の形が異なる様にみえますが、コリオリ力が効いていることを確認して下さい。
なお、このとき、下記「最接近」表示します。
10.物体の運動が中心点或いはごく近傍を通過するとき、「最接近」表示します。
即ち、その時までの経過時間及び中心からのおよその距離を示します。
(ただしpixel単位で、また若干の誤差が生じることもあります。)
10.物体の直線上の動きと曲線上の動きは、同期しています。
11.順序数表示や直線の表示がわずらわしいと感じられるときには、ゼロ0 を入力(指定)すると、
表示されません。
12.操作中、軌跡の描き方が異常に思えるときは、点AおよびBを再度クリックして、
やり直してみてください。