基礎的な知識、理論

現象説明の[方法論]を考える。
Return to Top page   Originated: 2003-04/12  Last Updated:  2003-04/12,13  

基礎的、共通的理論 基礎的、熱の効果 基礎的、鉛直方向の運動 基礎的、水蒸気 基礎的、大気の動きを拘束している状況 現象変化の理論: 大気の動きを支配する論理 ★大気は、地球規模〜総観規模〜ローカル規模、の  いずれの規模においても熱の影響を受けます: 大気は、熱の授受を行うと →密度や圧力が変化し →水平方向の温度差、或いは鉛直方向の温位差が生じ →気圧傾度が生じ →気圧傾度力が生じ →大気が気圧の高い方から低い方へ移動します。 大気の温度を変化させる熱源としては、考えるべき系内 の現象の規模(地球規模〜総観規模〜ローカル規模)に対して、 ・太陽光線。地面。海水面。雲。 ・大気の断熱上昇、下降に伴う発熱・吸熱。 ・水蒸気の凝結、水滴の蒸発に伴う潜熱の発生。 が考えられます。 なお、大気が移動する途中で、熱の授受を行うこともあります。 A大気は、その規模に応じて移動途中で抵抗[衝突・摩擦]を受けます。 この抵抗は、  次の要因によります: 1.地形、  2.気団・気塊の存在。   即ち、異種大気、渦、ながれ、逆転層が存在する場合、   地形と同様な機能を果たすことになる。 その結果、大気の速度・方向、温度、密度、圧力等の気象要素の値が変化し、 新たな大気の姿が形成されます。 なお、大気は、移動途中で、水蒸気を供給されたり、消失したりすることがあります。 変化した大気の状況は、気流の源泉が消失又は移動・交代するまで継続します。 ★以上は、様々な現象に共通する、基礎的な話です。