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AZWF01 気象の数値予報 気象ノート・シリーズ X
短期予報
数値予報モデルの説明 操作のヒント 検討事項(CFL条件、誤差) 問題点・改善点
Lorenz Strange Attractor 初期値鋭敏性の検討図 誤差の増大図
by Hajime Satoh Accessed
since 2002-1/25 Last Updated: 2002-1/13,1/26,1/31,7/14,7/16
★ 操作のクイックガイド ★
1.速度傾度 ux,uy,vx,vy を、0にしてみる。
2.気圧傾度 px,py を、0にしてみる。
3.上記1,2を全て0にすると「初速とコリオリ力」だけの運動になります。そのときの
速度変化(予想値)を見てください。
4.3.において、緯度 phi を0度〜90度の範囲で変えてみてください。緯度の影響が
ハッキリ分かります。
5.積分時間 dt を 1〜60分の範囲で変えて見てください。時間的にキメ細かい計算と粗い
計算の違いが分かります。
6.各要素を一つ一つ変更することにより、速度変化に寄与する状況がある程度実感できるでしょう。
7.スクロールバーを動かすと、ux,uy,px,py を連続的に変化でき、滑らかな変化を観察できます。
8.風速値 u,v を 風向 = v/u、風速 = SQRT(u2+v2) の式へ代入して、風向の方位角および風速を
算出できます。(ただし、u=0 の場合は、北風か南風のどちらかになります。)
9.このプログラムは、
(1) 摩擦力を Fx=0.0, Fy=0.0 として固定しています。
(2) 風速の傾度0.00001は、100Km当たりの風速差 1m/s を意味します。
(3) 気圧の傾度0.001は、100Km当たりの気圧差 1hPa(=100Pa) を意味します。