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  越天倶楽部 新潟県災害研究会
越天倶楽部 世話役:内藤 雅孝  
    越天倶楽部とは
 

新潟県在住の気象予報士が、最低限知っておきたい、県内を中心とした、地形・地質・第1級河川の水系・人口分布・風水害の史実・災害を
もたらした代表的な気象現象・災害時自治体の対応等を、当倶楽部で研究。
ある程度まとまったら編集。新潟支部会員で、これらの成果を共有化しようとするものです
活動拠点:新潟県立図書館 共同研修室

   
   倶楽部設立の理由
 

 2018年の2月から3月、気象防災アドバイザー育成研修を受講。研修終了後、県内で活動するためには、地学的知識、及び近年の風水害に
   ついて堀下げ行く事が急務となった。 そこで、一人で研鑽を進めるよりは、新潟支部の仲間と進めた方良い事に考えが至り。
   
研究成果は支部内で共有化すれば、今後防災関連の講演会等でも、意味を持ってくるものと考えた事が、その理由の一つです。

   
       
    第8回越天倶楽部 研究会
            
2019年4月20日  参加者数:9名(新潟支部 :5名、新潟地方気象台 :4名)

   1:新潟地方気象台 広域防災管理官 杉田氏

      内閣府(防災担当)平成30年7月豪雨を踏まえ2019年度出水期までに実施する具体的な取組
     及び避難勧告等に関するガイドライン(平成31年3月)改定版の公表について」重要となるポイントの解説

   2:内藤会員
           新しく参加された方のために、越天倶楽部過去の研究の再発表、研究手法等

     「新潟市:潟(海岸地帯の排水を妨げる砂丘と広大な湿地帯)と潟を穀倉地帯に変えた強力な排水システム。
         昭和30年代の急激な地盤沈下と水性天然ガス」

      3質疑応答、フリートーク

   次回開催予定:2019年10月12日(土)
   開催場所:新潟県立図書館 共同閲覧室3

   
      
    第7回越天倶楽部 研究会
            
2019年2月16日  参加者数:7名

1:長岡市の調査研究発表 内藤会員

   ①概要:人口27万人 新潟県中央に位置する 新潟県第二の都市

     ②地形:信濃川の中流域、多くの支流と河岸段丘、丘陵に囲まれた盆地

     ③地質:東側守門岳周辺の火成岩、信濃川による氾濫平野を作る堆積層

     ④地学的歴史:日本海の海底隆起、信濃川による平野の形成と河岸段丘

     ⑤災害の歴史:近年2度の新潟福島豪雨、度々信濃川の氾濫を繰返し

     ⑥主要河川と水系:一級河川信濃川とその支流

     (代表的な支流:渋海川、柿川、栖吉川、刈谷田川)

     ⑦ダム(治水ダム):刈谷田川ダム(重力式コンクリートダム)

       洪水調節、工業用水、発電、上水道をその目的とする

     ⑧水位観測施設:10か所

     ⑨排水機場:柿川排水機場(柿川の信濃川合流地点)

       バックウォーターに対応する、水門と排水機場(平成9年完成)

     ⑩水門・樋門・樋管:妙見堰(信濃川:国土交通省北陸整備局)

     ⑪地域防災計画:震災、風水害・雪害、津波災害、原子力災害の4

     ⑫ハザードマップ:ながおか便利地図と各地域別ハザードマップ

     ⑬まとめ:長岡は、新潟県の中央に位置し、交通、文化、産業の要。気災害(主に洪水、雪害、土砂災害が多い、中越地震により被災)

   

   2:長岡市川口地区の研究発表 上村会員

     ①長岡市役所川口支所(旧川口町2010年3月長岡市と合併)の地理的特徴:信濃川と魚野川の合流地点、過去多くの洪水を経験。
       JR越後川口駅の東側は山地、過去土砂災害も多数経験。山間部には多くの湧水や、ため池があり、錦鯉の養殖が盛んである。

     ②JR越後川口周辺は、南西側の魚野川と、北東側の山地に挟まれた氾濫平野。町を多くの排水路が通っており、雨水の排水や
       除雪した雪の処理に利用されている。この複数の水路は、もともと湧水を水源としており、水量は少ない。また、平地のため高低差が取れず、
       近年長岡市が降雪期の水量を安定化するため、専用の排水ポンプ施設を建設。問題は、いったん大雨となると、排水路は周辺の
       雨水を集め排水路周辺は溢水を起こし、浸水災害となる。排水路の水量監視は、自治体では手薄となっており、住民が主体となって監視を行っている

 

   3:より良い予報のための新潟県降雪研究 発表者:舟崎会員

    ①報精度について:山雪の降雪予報は、予報精度が向上してきた。

  里雪の降雪は、大雪となる条件、特にその原因となる要素が多く、例えばJPCZ、メソ擾乱、ポーラーロー、滞留冷気層等、その他に地形、
  卓越風の風向風速、水蒸気フラックス、上層寒気、日本海の海水温分布とその時系列変化、季節風の動向を決定する気圧配置等と、複雑である。

    ②JPCZとLモード、Tモード:里雪型の降雪は、主にTモードの雪雲によりもたらされる。地上付近は北西風は弱く、長時間降雪が続き地上気温が
      低くなるに従い、ボタン雪から細かい雪に変化、大雪となる。

     ③降雪予報向上のための研究は、日々気象台内で行われており、研究はかなり進んでいる。今後、機会があれば新潟支部の気象予報士さんにも、
      研究会への傍聴する機会を設けられればと思っている。

 

   4:次回研究会の研究課題と開催日

   開催日:2019年4月20日

   開催場所:新潟県立図書館 共同閲覧室1・2

   研究課題:長岡市の研究その2

   
    
    第6回越天倶楽部 研究会
            
2019年1月19日  参加者数:7名

    
1. 研究内容:三条市周辺の研究 ・発表者 内藤 会員
        ①  概要:新潟県の中央に位置し、信濃川による新潟平野発達の起点
        ②  地形:信濃川に合流する五十嵐川の沖積平野と東側の山地
        ③  地質:東側守門岳に由来する火山岩地域と広い平野部は堆積岩地域
        ④  地学的歴史:2万年前に既に形成された信濃川下流の沖積平野
        ⑤  災害の歴史:信濃川、五十嵐川、刈谷田川流域の洪水は頻繁に発生
        ⑥  主要河川と水系:信濃川、五十嵐川、刈谷田川とその支流による水系

      ⑦ ダム(治水ダム):大谷ダム、笠堀ダムの2基
      ⑧ 水位観測施設:主に五十嵐川に7か所
       ⑨ 排水機場:刈谷田川右岸排水機場 1基
      ⑩ 水門・樋門・樋管:中ノ口水門、蒲原大堰
      ⑪ 地域防災計画:(風水害・原子力災害)原子力関連(PAZ,PPA等)
      ⑫ ハザードマップ:(三条市独自手法、気づきマップ、逃げどきマップ)
      ⑬ まとめ:7.13水害以降、五十嵐川の改修工事と住民意識改革が進む

    2.三条市の研究質疑応答 
    3.次回研究会の研究課題と開催日
      日時:2019年2月16日(土)13:00~16:00
      研究課題:長岡市
   
                                                   

第5回越天倶楽部 研究会
  
2018年10月13日  参加者数:7名

 内容
1.新潟県の大雨災害 舟崎 会員
 ①
平成10年(1998年)8月4日の新潟市の水害
 ② 平成16年(2004年)7月新潟・福島豪雨、
    平成23年(2011年)7月新潟・福島豪雨
  ② 新潟県の大雨は6~7年周期?エルニーニョ・ラニーニャに関係あるか
 ③ 大雨の予想には500mの相当温位、500hPa の気温などにも注目

2.新潟市…多数の排水機に守られた水の町 内藤 会員
 ① 新潟市の地勢、水系、排水機場、水位観測所、雨量観測所、災害の歴史
 ② 標高と海抜と0m地帯
   
       
   第4回越天倶楽部 研究会
     2018年8月25日  参加者数:6名

   
内容

   1. 新発田市の地質・地形・水害資料 舟崎 会員
   
   2.
新潟の「潟」とは  内藤 会員
   3. 今後の研究地域…新潟市に決定
   4. ハザードマップから見える新潟市 内藤 会員 

     新潟市に広がる平地の多くは、戦前までその潟だった。現在の平地は、

     強力な排水機場、排水路、樋門、閘門、堤防等の排水システムによっ

     て作られた人工の平地である。

     新潟は砂の町ではなく水の町。

   第3回越天倶楽部 研究会
     2018年6月16日  参加者数:8名

    
1. 研究内容:新発田市周辺の研究 ・発表者 内藤 会員
        ①  水系(加治川、落堀川、阿賀野川)
        ②  ダム(4基)、ダム操作規定と下流の水位について
        ③  排水機と排水路
        ④  水位観測所の位置、避難準備・避難勧告・避難指示の判断基準
        ⑤  風水害の歴史(梅雨前線等、前線と湿潤暖気)
        ⑥  新潟平野の地学的歴史

    2.研究内容:ダムの治水能力を大雑把にとらえる ・発表者 田村 会員
     ① 加治川治水ダムの観光放流事故について
     ② 加治川治水ダムの標準断面図とダム諸元
     ③ 加治川治水ダムの能力と降水量を考える(ダム水系の時間雨量、流入量と放出量、治水能力の試算)
     ④ 加治川治水ダム操作規定と細則のあらまし 気象予報士としてダムを考える(質疑応答)

   3. 研究内容:新発田市周辺の地形と地質、気象データ解析 ・発表者 舟崎 会員
       ①  新発田市周辺の地形
       ②  新発田市周辺の地質
       ③  新発田市周辺の地学的歴史 アメダス二王子の降水量データ解析と地域特性の考察

 
 第2回越天倶楽部 研究会
     2018年5月26日  参加者数:9名
 

  内容
  1. 地域研究のひな型を披露(柏崎刈羽地区)
      柏崎刈羽地区の地形、地質、人口分布、水系、主要河川、ダム、排水場、
      樋門、ため池、西山油田、柏崎テフラ、地域防災計画(風水害編)、ハザー
      ドマップ(風水害、土砂災害)、アメダス柏崎データ解析、過去の水害の気象
      学的知見等。
     改善意見: 主要河川について自治体が判断基準としている水位観測所の
     水位と、気象庁の警報・注意報の発表基準となっている流域雨量指数基準等
     を関連付けて研究してみると、より警報・注意報について理解が深まると思われる。
    →専門家として当然着手すべき内容であり、次回より改善意見に従い、上記内
       容に従い実施することとなった。

   2. 研究エリアは、水系ごとの研究が望ましいが、関係する自治体が複数となると、
    地域防災計画も複数となり読み込み量も倍増、隣り合う自治体計画の合性にも言及する必要が生じる。作業の煩雑さから、当面は研究しやすい自治体から
    始め、徐々に難易度を上げて行く事となった。
 

   第1回越天倶楽部 研究会
     2018年4月21日   参加者数:6名
 
   内容
   1. 開催挨拶
   2. 気象防災アドバイザー育成研修受講報告
   3. ミニ講演会:防災行政に新しい風「タイムライン」
     講師:村中 明 氏
       (環境防災総合政策研究機構 上席研究員)
   4. 村中先生同席で、今後の活動方針についての検討会

  
               
               
               
               
         

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