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第36回波浪研究会

1.日時:平成28年6月4日(土)13:00〜17:00
2.場所:東京都中央区佃区民館 4号室
3.参加:合計17名(男性14名,女性3名)(初参加者6名)
4.勉強会概要
(1)講義 波浪の計算方法
(2)波浪推定演習
1).演習テーマ;2016年2月22日〜23日のハワイ沖の波
2)実習
3)演習の解説
4)波浪モデルによる解説
5.配布資料の内容
(1)波浪予報勉強会資料(波浪推定)
(2)天気図
 使用した天気図
 AASAS SURFACE ANALISYS
 1800 1806 1812 1818 FEB.2016
 1900 1906 1912 1918 FEB.2016
 2000 2006 2012 2018 FEB.2016
 2100 2106 2112 2118 FEB.2016
 2200 2206 2212 2218 FEB.2016
 2300 2306 2312 3318 FEB.2016
(3)実習に必要な道具
 デバイダ、コンパス、定規、鉛筆、消しゴム、電卓、色鉛筆
6.懇親会
参加者 15人
7.感想その他
<Aさん>
2016年2月22〜23日にかけてのハワイ・オアフ島での波浪推定がテーマでした。
初参加の方が多い研究会となりました.実習に取り組める方々にはすぐに
作業を進めていただく一方で,初参加者を中心に一通りの波浪計算方法の
説明を受けるという形式となりました。
初参加者としては,風場の取り方,吹走距離,吹続時間,曲率半径など
戸惑うことも多かったのですが,実際に手を動かしながらご指導いただける
場をご用意いただき,何をすべきかという作業の理解が深まりました。
波浪推定の解説では,波浪スペクトルという観点から,講師の方から
大変貴重な解説をいただき,知見を深められる素晴らしい機会となりました。
懇親会:だんまや水産月島店 14名

<Bさん>
週末は海(相模湾)に出ることが多いのですが、
波については予報で高い時に気にするくらいで
あとは沿岸波浪図をたまに見るくらいでした。
ただ南から周期の長いうねりが入って来ているときは
どこから来ているのか、ああまだ遠いけれども
日本の南に台風が来ているのだなと実感することはありました。
今回はハワイのオアフ島の波を計算する実習でしたが
まずは風が生まれて、その風により波が生まれて
どれくらいの時間をかけて、どれくらい波が
沿岸まで到達するのか、あるいは減衰して
波と言えないほど小さくなって到達しないのか、
実感することができました。
まずはASASを見て、風場を見つける作業も初めてでしたので
その最初のとっかかりすら、飲み込むまでにちょっと時間がかかりましたが、
順を追ってひとつひとつ作業していけば辿り着くので、
あとは反復練習かなと思いました。
湾奥にいて、うねりが入っているときは、
遥かな外洋に思いを馳せつつ、どこからだろうと
ASASを見て風場を探す楽しみが増えたかなあと思います。
ご指導いただきましたお二人の講師の先生、
参加された皆さま、どうもありがとうございました。

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